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スーパー・マイクロ株が時間外で急騰、利益率見通しの倍増を好感

Summary
AIサーバー大手のスーパー・マイクロ・コンピューターが、第4四半期の粗利益率見通しを従来予想の約2倍に引き上げ、株価は時間外取引で16%以上高騰した。記録的な受注残高もAIインフラ需要の力強さを示唆している。
AIサーバーインフラを手掛けるスーパー・マイクロ・コンピューター(SMCI)の株価が、21日の時間外取引で一時16.4%高の29.69ドルまで急騰した。同社が米証券取引委員会(SEC)に提出した2026年度第4四半期(4-6月期)の暫定的な業績報告で、利益率が市場予想を大幅に上回る見通しを示したことが好感された。
予想を大幅に上回る利益率
同社が明らかにした最新の見通しによると、6月30日に終了した第4四半期のGAAP(米国会計基準)および非GAAPベースの粗利益率は、15%~17%の範囲になる見込みだ。これは、従来の見通しであった8.2%~8.4%を約2倍に引き上げるもので、市場に大きなサプライズをもたらした。
同社は利益率の改善について、顧客構成および製品ミックスが好転したことを理由に挙げている。投資家は、同社の収益性が大きく転換する可能性を示す最も明確な証拠としてこの発表を評価した。
記録的な受注残高が需要示す
利益率の改善に加え、2026年度末時点の受注残高が過去最高水準に達したことも明らかにされた。第4四半期中に受けた新規受注の総額は600億ドルを超え、同社のAIサーバーインフラに対する旺盛な需要を裏付けた。
Ad一方で、同四半期の売上高は、会社見通しレンジ(110億ドル~125億ドル)の下限に近い水準で着地した。しかし、それを補って余りある利益率の改善と力強い受注が、株価を押し上げる主な要因となった。
市場の反応と今後の見通し
この日の通常取引では主要3指数がほぼ横ばいであったが、地政学的緊張の緩和からAI関連ハードウェア銘柄はすでに買いを集めていた。デル・テクノロジーズやヒューレット・パッカード・エンタープライズといった競合他社も上昇しており、セクター全体に良好な地合いが形成されていた。
このような状況下で発表されたスーパー・マイクロの好材料は、時間外での大幅な株価再評価につながった。同社は8月11日に正式な決算発表を予定しており、投資家はさらなる詳細に注目している。