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英ポンド小幅安、米雇用統計を前に様子見ムード広がる

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Aug 7, 20261 min read
英ポンド小幅安、米雇用統計を前に様子見ムード広がる
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金曜日に発表される米国の重要な雇用統計を前に、外国為替市場では様子見ムードが強まり、英ポンドとユーロは対ドルで小幅に下落した。米連邦準備制度理事会(FRB)高官らのタカ派的な発言がドル相場を下支えしている。

米国東部時間午前7時(日本時間午後8時)時点で、ポンド/ドルは0.04%安の1.3462ドル、ユーロ/ドルは0.11%安の1.1542ドルで取引されている。

米雇用統計を控え、ドルは底堅く推移

市場参加者は金曜日に発表される米国の非農業部門雇用者数(NFP)の結果を見極めたいとの姿勢を強めており、積極的な取引が手控えられている。FRBのデイリー総裁、クック理事、カシュカリ総裁が相次いでタカ派的な見解を示したことが、ドルへの支援材料となっている。

INGの為替ストラテジスト、フランチェスコ・ペソレ氏は、「明日の非農業部門雇用者数の発表を控え、市場の様子見姿勢がボラティリティを低く抑え、ドルは全体的にレンジ相場を続ける可能性が高い」と指摘する。

強弱まちまちの米経済指標

今週発表された米国の経済指標は強弱入り混じる内容となり、市場の不透明感を強めている。

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  • ADP民間雇用者数: 予想を大幅に下回る4.4万人の増加にとどまった。
  • ISM非製造業景気指数: 予想を上回る54.1と好調だった。
  • ISM雇用指数: 一方で、同指数の雇用項目は47.5へと急低下し、金曜日の公式雇用統計に下振れリスクがあることを示唆した。

原油価格が下落しインフレ懸念が一部後退したものの、市場が織り込むFRBの利下げ期待に大きな変化は見られていない。

ポンドとユーロの動向

ポンドの下落は、英国の国内要因によるものではない。先週、イングランド銀行は政策金利を据え置き、ベイリー総裁は追加引き締めの必要性を後退させる発言をしている。

一方のユーロは、エネルギー価格の下落がユーロ圏のインフレ圧力を緩和するとの期待や、予想を上回るドイツの6月製造業新規受注に支えられ、約7週間ぶりの高値圏で推移している。ペソレ氏は、ユーロ/ドルが1.1550~1.1560ドルの抵抗線を試していると分析している。

今後の両通貨ペアの動向は、完全に金曜日の米非農業部門雇用者数の結果に左右される見通しだ。データが市場予想を下回ればドル売りに繋がり、逆に力強い結果となればFRBのタカ派姿勢を正当化し、ドルが再び上昇する展開が予想される。

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