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ドル安続く、ポンドは小幅高 市場は米CPIに注目

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Sep 7, 20261 min read
ドル安続く、ポンドは小幅高 市場は米CPIに注目
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週明けの為替市場で英ポンドが対米ドルで小幅に上昇した。米国のレイバーデー祝日で市場参加者が少ない薄商いの中、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測が根強くドルが軟調に推移しており、市場の注目は今週金曜に発表される米消費者物価指数(CPI)に集まっている。

東部時間午前5時10分(日本時間午後6時10分)時点で、ポンド/ドル(GBP/USD)は0.14%高の1.3535ドル、ユーロ/ドル(EUR/USD)は0.07%高の1.1622ドルで取引されている。

ドル相場の動向と背景

オランダの金融大手INGのグローバル市場責任者、クリス・ターナー氏は、高水準のエネルギー価格や予想を上回った8月の非農業部門雇用者数を踏まえ、「ドルはもっと強含んでもおかしくない」と指摘。しかし、同氏は「投資環境全般が依然として楽観的で、世界の株式市場が好調を維持している」ことがドルの上値を抑えていると分析し、現在、世界の株式とドルの「負の相関関係」が顕著であると付け加えた。

市場の最大の焦点は、金曜日に発表される8月の米CPIだ。INGは、総合指数が前月比0.4%、エネルギーと食品を除くコア指数が同0.2%の上昇を予想している。INGは、この結果が9月16日の連邦公開市場委員会(FOMC)での25ベーシスポイントの利下げを後押しするのに十分だとみているが、市場が織り込む利下げ確率は現在58%にとどまっている。

英国の財政方針とポンドへの影響

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英国では、ジョン・ヒーリー財務相が就任後初の主要演説を行い、英国経済は「底を打ちつつある」との楽観的な見方を示した。一方で、巨額の債務利払い費を理由に、財政規律が「最優先事項」であると警告し、過去の政権の緊縮財政や「ハードブレグジット」、2022年の「ミニ予算」が現在の高い借入コストを招いたと批判した。

INGのターナー氏はこの演説がポンド相場に実質的な影響を与える可能性は低いと分析。「彼が成長を促す強力な政策を打ち出すのは難しいだろう」と述べ、ユーロ/ポンド(EUR/GBP)は0.8580~0.8610のレンジで推移すると予想した。

ユーロと今後の注目点

ユーロ圏では、木曜に開催される欧州中央銀行(ECB)の金融政策理事会が注目される。INGは、この会合がユーロにとって「若干の下振れリスク」を伴うとみている。その他、ユーロ圏の第2四半期GDP確定値やSentix投資家信頼感指数も発表される。

INGは、ECBによるタカ派的なサプライズや、予想を大幅に下回る米CPIが発表されない限り、短期的にはドルが底堅く推移すると予想。週明けのユーロ/ドル(EUR/USD)は1.1580~1.1640のレンジで、やや下向きのバイアスがかかるとの見方を示した。

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