Story
カナダ株式市場が反発、S&P/TSX総合指数は0.76%高で引け

Summary
木曜のトロント市場でS&P/TSX総合指数が0.76%上昇して取引を終えた。金価格の上昇を背景に素材セクターが買われたほか、金融セクターも相場を押し上げた。
木曜のトロント株式市場は反発し、主要株価指数であるS&P/TSX総合指数は0.76%高で取引を終えた。素材セクターやクリーンテクノロジー、金融セクターが相場全体を牽引した。
市場概況
トロント証券取引所では、値上がり銘柄数が612、値下がり銘柄数が344となり、市場心理の改善を示した。75銘柄は横ばいであった。
投資家の不安心理を示すとされるS&P/TSX 60 VIX指数(ボラティリティ・インデックス)は1.94%低下し14.69となった。これは、オプション市場で予想される将来の株価変動率が低下したことを意味し、市場の安定化を示唆する。
主要セクターと個別銘柄の動向
セクター別では、素材、クリーンテクノロジー、金融が上昇を主導した。特に素材セクターは、同日の金先物価格の上昇が追い風となったとみられる。
Ad個別銘柄では、銀生産のファースト・マジェスティック・シルバー社(TSX:AG)が8.85%高と急騰し、上昇率で首位に立った。その他、DPMメタルズ社(TSX:DPM)が8.50%高、Gマイニング・ベンチャーズ社(TSX:GMIN)が8.08%高と続いた。
一方、リシュリュー・ハードウェア社(TSX:RCH)は8.91%安と大幅に下落。MDA社(TSX:MDA)も8.54%安となり、この日の下落が目立つ銘柄となった。
商品・為替市場の動き
商品市場では、8月渡しの金先物が1.18%上昇した。一方で、8月渡しのWTI原油先物は2.31%安の1バレル=71.82ドル、9月渡しのブレント原油先物も2.51%安の76.06ドルと、エネルギー価格は下落した。
為替市場では、カナダドルは米ドル(CAD/USD)およびユーロ(CAD/EUR)に対してほぼ横ばいで推移した。米ドル指数先物は0.04%の小幅な下落となった。