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カナダ株式市場が反落、S&P/TSX総合指数は0.60%安 ITセクターが重し

9日のトロント株式市場で主要株価指数のS&P/TSX総合指数は反落し、前日比0.60%安で取引を終えた。ITやクリーンテクノロジーといったセクターの下落が相場全体の重しとなった。
IT・産業株が下げを主導
この日の下落は、IT、クリーンテクノロジー、産業の各セクターが主導した。個別銘柄では、Eコマース大手のショッピファイ(Shopify Inc, TSX:SHOP)が5.35%安と大幅に下落し、指数の押し下げ要因となった。
その他、バード・コンストラクション(Bird Construction Inc., TSX:BDT)が4.61%安、MDA(MDA Ltd, TSX:MDA)が4.30%安と続いた。
一部銘柄は逆行高
市場全体が軟調な中で、一部の銘柄は堅調な動きを見せた。小売業のノースウェスト・カンパニー(North West Company Inc, TSX:NWC)は7.84%高と急伸し、この日の構成銘柄で最大の上昇率を記録した。
Adまた、リチウム・アメリカズ(Lithium Americas Corp, TSX:LAC)が6.52%高、サザンクロス・ゴールド(Southern Cross Gold Consolidated Ltd, TSX:SXGC)が3.75%高となるなど、資源関連の一角も買われた。トロント証券取引所では、値下がり銘柄数が565だったのに対し、値上がりは418にとどまり、市場心理の悪化を示した。
商品市場とボラティリティ
商品市場では、原油価格が大幅に上昇した。10月渡しのWTI原油先物は3.94%高の1バレル=96.70ドルに達した。一方、金先物はほぼ横ばいで推移した。
投資家の不安心理を示すS&P/TSX 60 VIX指数(ボラティリティ・インデックス)は2.66%上昇して14.68となり、市場の警戒感の高まりを反映した。