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SPSコマース株が急騰、PEファンドGTCRによる買収協議報道で

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クラウドベースのサプライチェーン管理ソフトウェアを手掛けるSPSコマース(SPSC)の株価が、米時間11日の午後取引で6.1%急騰した。米ブルームバーグ・ニュースが、プライベートエクイティ(PE)ファンドのGTCRが同社の買収に向けて協議を進めていると報じたことが材料視された。
買収協議の詳細
ブルームバーグが関係者の話として伝えたところによると、GTCRはSPSコマースの買収に向けて現在活発な協議を行っており、数週間以内に合意が発表される可能性があるという。ただし、協議はまだ決裂する可能性もあり、最終的な合意には至っていないとしている。
この報道について、SPSコマースとGTCRの担当者は共にコメントを控えている。
これまでの経緯と背景
今回の買収報道は、突発的なものではない。SPSコマースは2026年6月、投資銀行と協力して身売りを含む戦略的選択肢の検討を開始したことを公表済みだった。
Adこの戦略的見直しは、「物言う株主」として知られるアクティビスト投資家のアイレニック・キャピタル・マネジメントからの圧力も一因となっていた。アイレニックはSPSコマースの株式を取得し、経営陣に対して身売りを含む改革を要求していた経緯があり、今回の買収観測の信憑性を高める要因となっている。
市場の反応と株価動向
この日の米国株式市場は、S&P 500種株価指数が約1.0%上昇するなど、全体的に堅調な地合いだったことも追い風となった。SPSコマースの株価は一時、日中高値となる89.44ドルまで上昇した。
現在の株価は、52週高値である114.87ドルを依然として大きく下回っている。この価格差が、今後の買収交渉における条件設定に影響を与える可能性も考えられる。