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スペースX株が7日続落から急反発、マッコーリーの強気評価や決算発表が追い風

Summary
スペースXの株価が7営業日ぶりに反発。マッコーリーによる強気の投資判断再表明や、初の四半期決算の日程確定、スターシップの打ち上げ計画などが好感された。
宇宙開発企業スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(SPCX)の株価は、火曜午後の取引で4.4%上昇し125.12ドルに達し、7営業日続いた下落に終止符を打った。マッコーリーが同社の投資判断を「アウトパフォーム」で再表明し、最近の株価下落を「買いの好機」と位置づけたことが直接的なきっかけとなった。
AIインフラ資産としての評価
マッコーリーは、スペースXの目標株価を250ドルに設定し、同社を主要なAIインフラ資産として評価している。その根拠として、AI企業のアンソロピックがスペースXの「コロッサス1」データセンターの全計算能力を利用する契約を締結したことを挙げた。この契約には、約300メガワットの電力と220,000基以上のNVIDIA製GPUの確保が含まれており、同社のAI収益化戦略の初期の成功例と見なされている。
決算発表と打ち上げ計画が投資家心理を改善
投資家心理をさらに後押ししたのは、同社が月曜に初の四半期決算報告を8月4日に行うと発表したことだ。これにより、投資家は短期的な業績見通しについて具体的な判断材料を得ることになる。
Ad加えて、同社は次回のスターシップ試験飛行を7月23日に目標設定したことも明らかにした。前回の試みはエンジン点火の不具合で中止されていた。JPモルガンのダグ・アンムス氏を含むアナリストらは、この試験飛行が同社の長期的な打ち上げ能力とスターリンク衛星網の展開にとって極めて重要であると指摘している。
市場全体の追い風と今後の懸念
当日はナスダック総合指数が1.4%、S&P500種株価指数が0.9%上昇するなど、米国株式市場全体がリスクオンの地合いであったことも追い風となった。また、S&P500構成銘柄の空売り残高が過去最高水準に達している中、スペースX株が52週安値から反発したことで、空売り筋の買い戻しを誘発した可能性も考えられる。
複数の好材料が重なったことで株価は反発したが、8月にはロックアップ期間が満了し、最大で9億1150万株の内部関係者保有株が市場に放出される可能性があり、これが長期的な見通しに対する重石となっている。