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スペースX株が公募価格割れ、上場後の勢い失速

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イーロン・マスク氏率いる宇宙開発企業スペースXの株価が、上場後初めて公募価格を下回った。決算発表を控え、ロックアップ期間の終了による売り圧力への懸念が強まっている。
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イーロン・マスク氏が率いる宇宙開発企業スペースXの株価が水曜日、上場後初めて新規株式公開(IPO)価格を割り込んだ。上場直後の急騰から一転、市場の熱狂が冷めつつあることを示している。
上場後初の公募価格割れ
Investing.comによると、スペースXの株価は15日の取引で一時2.2%安の133.02ドルまで下落し、先月のIPOで設定された公募価格135ドルを下回った。同社株は上場後の最初の3日間で50%近く急騰したが、ここ数週間でその上昇分のほとんどを失うなど、不安定な値動きが続いている。
株価の重荷となる複数の要因
今回の株価下落の背景には、複数の懸念材料が存在する。特に、同社が近く初めての四半期決算を発表した後、内部関係者や初期投資家による株式売却を禁じる「ロックアップ期間」が終了することから、売り圧力が高まる可能性が警戒されている。
投資家の懸念を煽っているのは、以下の要因だ。
Ad- 収益性への疑問: 前年度に49億ドルの純損失を計上したことが明らかになり、同社の収益化への道筋に対する不安が広がっている。
- マクロ経済の不透明感: 米連邦準備理事会(FRB)の金利政策の先行きや、AI関連株、特に半導体銘柄の上昇の持続性に対する疑問など、市場全体の逆風も株価の重しとなっている。
当初の熱狂とウォール街の見方
上場当初の株価の力強さは、パッシブ運用ファンドからの需要に支えられた側面が大きい。スペースXは上場から数週間でラッセル1000指数に、その後ルール変更によりナスダック100指数にも迅速に組み入れられた。
最近の株価低迷にもかかわらず、ウォール街のアナリストは依然として強気な見方を崩していない。例えば、レイモンド・ジェームスは最近、目標株価を800ドルに設定しており、これは市場で最も強気な予測の一つとなっている。