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SpaceX、AI計算能力の大型契約で年間売上高1000億ドル目標に自信

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Sep 11, 20261 min read
SpaceX、AI計算能力の大型契約で年間売上高1000億ドル目標に自信
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イーロン・マスク氏が率いるSpaceXは、新たに締結したAI計算能力インフラの供給契約が、同社の収益目標達成に向けた大きな追い風となることを明らかにした。同社のブレット・ジョンセン最高財務責任者(CFO)がゴールドマン・サックス主催のテクノロジー・カンファレンスで語った。

新規契約と収益目標

ジョンセンCFOによると、SpaceXは匿名の顧客との間で、今年12月から月額11.1億ドルの収益を生む新たなAI計算能力の供給契約を締結した。この契約だけで年換算約133億ドルの収益が見込まれる。

この進展により、同社が目標として掲げる「年間収益ランレート(年換算売上高)1000億ドル」の達成に対する「確信がさらに強まった」とジョンセン氏は述べた。この目標は2026年末までの達成を目指しているものであり、月間収益を約83億ドルまで引き上げる必要がある。同社の第2四半期の月平均収益が約26億ドルであったことから、大幅な成長が求められる。

AIインフラの拡大計画

SpaceXは、AI関連事業を中核的な成長エンジンと位置づけ、地上でのインフラ整備を加速している。具体的な計画は以下の通り。

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  • 2026年末まで: 2ギガワット(GW)超のAIインフラ容量を配備
  • 2027年: 容量目標を5~10GWに設定

さらにジョンセンCFOは、地上でのAIインフラ拡大は電力供給が制約になりつつあると指摘。長期的な解決策として、宇宙空間での「軌道上コンピューティング」を構想していることを明らかにした。長期的には、年間100GWのAI計算能力を軌道上に展開するという壮大な目標を掲げている。

市場への影響と展望

SpaceXによる大規模なAI計算能力の契約は、AI関連のサプライチェーン全体に対する市場の楽観的な需要見通しを補強するものだ。短期的には地上での計算能力サービスが収益を牽引し、長期的には宇宙AIデータセンター構想が新たな成長の可能性を拓く。

投資家にとって、これはSpaceXの事業がロケット打ち上げや衛星インターネット(スターリンク)だけでなく、商業的なAI計算能力サービスへと多角化していることを示す重要なシグナルとなる。ただし、軌道上コンピューティングは真空状態での冷却や放射線対策、メンテナンスなど技術的な課題も多く、実現には時間を要するとみられる。

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