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スペースXの時価総額、ピークから1兆ドル超減少 公開価格も下回る

Summary
イーロン・マスク氏率いるスペースXの株価が続落し、ピーク時からの時価総額の減少額が1兆ドルを突破した。株価は史上最大規模となった新規株式公開(IPO)の公開価格も下回っている。
イーロン・マスク氏が率いる宇宙開発・AI企業のスペースXの株価が続落し、ピーク時から時価総額が1兆ドル以上減少した。株価は史上最大規模となった新規株式公開(IPO)の公開価格をも下回る水準で推移している。
株価急落の経緯
金曜日の米国市場で、スペースX株は一時6.9%安の122.12ドルまで下落。その後やや値を戻したものの、時価総額は1.61兆ドルとなった。Investing.comによると、同社は上場3日目にあたる6月16日の終値で時価総額が2.64兆ドルに達しており、そこから1兆ドル以上が失われた計算になる。
現在の株価は、135ドルだった公開価格を下回っている。史上最大のIPOとして注目を集めた同社だが、上場後の株価は下落基調が続いている。
下落の背景と市場の反応
金曜日の株価下落の直接的な引き金となったのは、同社が主力ロケット「スターシップ」の打ち上げをエンジン系統の問題で中止したことだ。スペースXは数日内に再度の打ち上げを試みるとしている。
AdスペースXは今月、ナスダック100指数に採用され、多くのアナリストから肯定的な評価も受けていた。しかし、今回の打ち上げ中止は、同社の事業計画の進捗に対する投資家の懸念を誘った形だ。
市場への影響
同社の株価不振は、最近活発化しているAI関連企業のIPO市場全体のセンチメントに影響を与える可能性がある。スペースXはIPOに際し、宇宙空間でのデータセンター構想を掲げ、26.5兆ドルと試算される巨大市場の獲得を目指すなど、AI戦略を前面に打ち出していた。
一方で、ウォール街のアナリストが示す12ヶ月後の目標株価の平均は235.34ドルとなっており、短期的な株価の変動にもかかわらず、長期的な成長への期待が依然として高いことを示唆している。