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ソニー、「GTA VI」発売は追い風もメモリー価格高騰が収益圧迫の懸念

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Jul 29, 20261 min read
ソニー、「GTA VI」発売は追い風もメモリー価格高騰が収益圧迫の懸念

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待望の大型タイトル「グランド・セフト・オートVI」の発売がソニーのゲーム事業に追い風となる一方、AI需要を背景としたメモリーチップの価格高騰がPlayStation 5の収益性を圧迫するとの見方が強まっている。

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ソニーグループにとって、待望の人気ゲームシリーズ最新作「グランド・セフト・オートVI」(GTA VI)の発売は大きな追い風となる見通しだ。しかし、その一方でAI(人工知能)分野への投資拡大を背景としたメモリーチップの価格高騰が、同社のゲーム事業の収益性を圧迫する懸念材料として浮上している。

「GTA VI」がPS5販売を後押し

「GTA VI」は、テイクツー・インタラクティブ・ソフトウェアが11月19日に発売を予定している。ゲーム業界コンサルティング会社カンタンゲームズの創設者であるセルカン・トト氏は、「GTA VIは家庭用ゲーム機専用で、新規ユーザーの大半がPlayStation 5(PS5)を選ぶだろう」と指摘する。

2013年に発売された前作「グランド・セフト・オートV」は、これまでに約2億3000万本を販売したメガヒット作だ。調査会社Ampere Analysisのアナリスト、ピアーズ・ハーディング=ロールス氏は、「GTA VI」の発売が、PS5本体の販売台数の減少ペースを緩やかにし、ソフトウェア販売の成長を支えると分析している。

メモリー価格高騰という逆風

明るい材料の一方で、ソニーは深刻なコスト問題に直面している。AI向け需要の急増がメモリーチップの価格を押し上げているためだ。同社は今年度分のメモリー供給は確保済みとしているが、来年も価格は高止まりすると予想している。

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CLSAのアナリスト、アミット・ガーグ氏によると、将来の契約における現在のメモリー価格を考慮すると、ソニーはPS5本体の販売で「相当な損失」を被る可能性があるという。同氏は「ソニーは来年、生産量を減らし、メモリー価格が下がるのを待つ選択をするかもしれない」と述べている。

ライフサイクル後半の課題とデジタル化

アナリストからは、PS5のライフサイクル後半に大型タイトルが登場することについての指摘もある。ハーディング=ロールス氏は「ソニーとしては、サイクルの勢いが衰え始める時期よりも、販売が急拡大している段階でGTA VIが登場する方が好ましかっただろう」と述べている。

「GTA VI」のPS5版はダウンロード専用で、基本価格は79.99ドルに設定されている。ソニーは2028年から物理ディスク(パッケージ版)の製造を中止する計画であり、これは利益率の向上を目的としたデジタル化への移行を象徴する動きと見られている。

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