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ソデクソ株が大幅高、クラリアントとの大型契約とアナリスト評価引き上げを好感

フランスのフードサービスおよびファシリティマネジメント(施設管理)大手ソデクソ(Sodexo)の株価が22日の取引で2.9%上昇し、54.60ユーロで取引されている。同社が発表した大規模なグローバル契約と、アナリストによる投資判断の引き上げが複合的な好材料となった。
クラリアントとのグローバル契約
ソデクソは22日、世界有数の特殊化学品メーカーであるクラリアント(Clariant)と、5年間にわたる新たなグローバルパートナーシップ契約を締結したと発表した。この契約は、欧州、米州、アジア太平洋地域の13カ国、50以上の拠点を対象としており、広範なファシリティマネジメントサービスを提供する。
2026年10月に開始予定のこの契約は、同社が大規模かつ多国間にまたがる案件を獲得する能力を証明するものであり、現在進行中の戦略的変革を裏付けるものと市場は評価している。
アナリスト評価の引き上げも追い風
株価上昇のもう一つの要因は、今週初めにBofAセキュリティーズがソデクソの投資判断を「中立」から「買い」に引き上げたことだ。目標株価も52.20ユーロから64.20ユーロへと大幅に引き上げられ、現在の株価からの大きな上昇余地を示唆した。
AdBofAのアナリストは、ソデクソが7月16日の投資家向け説明会で発表した新戦略「Shift & Grow 2030」を「信頼性の高い複数年にわたる再建計画の始まり」と評価。同戦略は2030年度までに5%を超えるオーガニック収益成長率と5%を超える基礎的営業利益率を目標としており、アナリストは2026-27年度の短期的なガイダンスは上回る可能性があるとみている。
市場の反応と株価動向
この日のフランス株式市場の主要指数CAC40がほぼ横ばいであったことから、ソデクソの株価上昇は市場全体の影響ではなく、同社固有の材料によるものと言える。同業のコンパス・グループやアラマークから特に発表はなく、セクター全体での連れ高でもない。
具体的な新規契約の獲得と、アナリストからの好意的な評価が重なったことで、ソデクソ株は52週高値の56.55ユーロに迫る水準まで上昇し、年初来安値の35.50ユーロを大きく上回っている。