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SKハイニックス、265億ドルの米国ADR発行価格を決定 AI向けHBM増産へ

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Jul 10, 20261 min read
SKハイニックス、265億ドルの米国ADR発行価格を決定 AI向けHBM増産へ
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韓国の半導体大手SKハイニックスは、米国預託証券(ADR)の発行価格を1ADRあたり149ドルに設定し、約265億ドルを調達すると発表した。アジア企業による海外での株式発行としては過去最大級の規模となり、AIインフラ関連企業に対する投資家の強い需要を改めて浮き彫りにした。

ADR発行の概要

SKハイニックスは、1億7,790万ADRを発行する。ティッカーシンボル「SKHY」としてナスダック市場に上場し、金曜日から取引が開始される予定だ。今回の資金調達は、アジア企業による最大規模の海外資金調達案件の一つとなる。

調達した資金は、主に高帯域幅メモリー(HBM)の生産能力を拡大するための新しい製造施設(ファブ)や設備への投資に充てられる。HBMは、NVIDIA製のAIアクセラレーターと共にデータセンターで利用される重要な部品であり、SKハイニックスはNVIDIAへの主要供給企業としての地位を確立している。

市場の反応と戦略的意義

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この発表を受け、金曜日のソウル市場でSKハイニックスの株価は0.6%高の219万8,000ウォンで取引された。韓国総合株価指数(KOSPI)が3.8%上昇したのに比べると伸びは限定的だったが、投資家は株式の希薄化懸念よりも、旺盛な機関投資家の需要と長期的な成長戦略を重視した形だ。

同社の株価は、AI関連半導体株の広範な調整の中で最近の最高値から約4分の1下落しているが、過去12ヶ月では約680%の上昇を記録している。これは、AI向けメモリーチップの需要が供給を上回る状況が続き、爆発的な収益成長を遂げたことを反映している。

投資家は今回の米国上場を、新たな資金調達だけでなく、戦略的にも重要視している。ナスダックへの上場は、株主層を拡大し、HBM市場で同社に後れを取っている米国の競合マイクロン・テクノロジーとの評価額の差を縮める一助となる可能性がある。市場の注目は、AI業界で最も重要な半導体サプライヤーの一社に対し、ウォール街がどのような評価を下すか、ナスダックでの取引開始に集まっている。

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