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シルエットとxStocks、Hyperliquid上でトークン化株式のRFQ取引を開始

Hyperliquidのブロック取引レイヤーであるSilhouetteは、Paywardのトークン化株式フレームワークであるxStocksが提供する資産を対象としたRFQ(見積り要求)システムをメインネットで稼働させたと発表しました。これにより、オーダーブック(板取引)を持たない新しいトークン化株式にも、取引執行の場が提供されることになります。
RFQ取引の仕組み
この新しいシステムでは、トレーダーがサポート対象のxStocks(トークン化株式)に対して見積りを要求すると、複数のマーケットメーカーが競争的に価格を提示します。最も有利な条件で成立した取引は、24時間いつでもオンチェーンで決済されます。
このモデルは特に、まだ取引量が少なく流動性が確立されていない資産にとって重要です。Silhouetteの発表によると、独自のオーダーブックを持たないトークン化株式でも、発行初日から取引の機会が確保されるとしています。
市場への影響と背景
Adトークン化された現実資産(RWA)市場は拡大していますが、多くの資産は流動性が乏しく、取引が停滞する課題を抱えていました。従来型の証券会社における需要が、必ずしもオンチェーンでの取引需要に直結するわけではないためです。
SilhouetteのRFQシステムは、こうした資産に対する実際の需要を発見するための「需要発見レイヤー」として機能します。Silhouetteの創設者であるチャンドラー・デ・コック氏は、「実際の取引フローが証明された資産は、Hyperliquidのオーダーブック市場であるHyperCoreへと移行する」と述べ、RFQが市場を育成するためのパイプラインの役割を担うことを説明しました。
新たな資産クラスの成熟へ
xStocksのゼネラルマネージャーであるヴァル・グイ氏は、「ブローカーの営業時間が終了しても、実世界の市場へのアクセスが途絶えるべきではない」とコメントしました。さらに同氏は、「SilhouetteのRFQは、この資産クラスが他の金融商品と同様の方法で取引される準備が整ったことを示す最も明確なシグナルだ」と述べ、今回の提携がトークン化株式市場の成熟に向けた重要な一歩であるとの見方を示しました。