Story
SHEIN、香港IPOで最大30億ドル調達目指す 8月にも上場か=報道

Text size
Background
ブルームバーグが関係者の話として報じたところによると、ファストファッション大手のShein Global Holdings Ltd.は、中国の証券規制当局から承認を得て、早ければ8月にも香港での新規株式公開(IPO)を目指していることが明らかになった。同社はこのIPOで20億ドルから30億ドルの資金調達を検討しているという。
香港上場に向けた動きが加速
SHEINは先週金曜日、約1年前に香港証券取引所に上場申請を提出して以来、大きなハードルと見られていた中国証券監督管理委員会(CSRC)からの承認を取得した。これにより、同社が公開市場にデビューするための道筋が大きく開かれた形となる。
また、ロイターは月曜日、SHEINが今週木曜日に香港証券取引所でのヒアリングを予定していると報じている。ただし、ブルームバーグによると、最終的な調達額や上場のタイミングなどの詳細は、企業価値評価や投資家からのフィードバック次第で変更される可能性があり、協議は現在も進行中だという。
Ad過去の上場計画と市場環境
今回の香港での上場計画は、米国およびロンドンでの上場計画が失敗に終わった後の動きとなる。同社は過去に900億ドルを超える企業価値評価を受けていたが、関係者によると、昨年には株主から約30億ドルまで評価額を引き下げるよう圧力を受けていた。
SHEINの事業環境は、各国の関税措置、PDDホールディングス傘下の競合サービス「Temu」との競争激化、そして各国規制当局による監視強化など、複数の課題に直面している。今回のIPOが成功するかどうかは、こうした逆風の中で投資家が同社の成長性をどう評価するかにかかっている。