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スコール株が急伸、好調な第2四半期決算とコンバインド・レシオを好感

Summary
フランスの再保険大手スコールが発表した2026年第2四半期決算が市場の好感を得て、株価が大幅に上昇した。堅調な純利益と、損害保険部門の健全性を示すコンバインド・レシオが特に評価された。
フランスの再保険大手スコール(SCOR SE)が発表した2026年第2四半期決算が市場の予想を上回り、30日のユーロネクスト・パリ市場で同社株は一時3.5%上昇し、52週高値を更新した。堅調な純利益と損害保険部門の優れた収益性が投資家心理を押し上げた。
好調な第2四半期決算
同社が発表した決算報告によると、第2四半期の純利益は1億7,100万ユーロ、2026年上半期では3億9,700万ユーロに達した。ティエリー・レジェ最高経営責任者(CEO)は、この結果について「再び力強い業績を達成した」とし、多様な事業モデルにおける収益の一貫性と強靭性を強調した。
損保部門の収益性が高評価
特に市場の注目を集めたのは、損害保険(P&C)部門のコンバインド・レシオ(損害率と事業費率の合計)である。この指標は79.5%と非常に競争力のある水準を記録し、保険引受業務の収益性の高さを示した。この数値は2026年第1四半期と同水準であり、同社の厳格な引受規律が維持されていることを示唆している。
Ad大規模な自然災害が比較的少なかった良好な事業環境も、同社の業績を後押しした。この傾向はミュンヘン再保険やスイス・リーといった同業他社にも見られ、欧州の再保険セクター全体にとって追い風となっている。
市場の追い風とアナリストの強気な見方
アナリストからの肯定的な評価も株価を支えた。モルガン・スタンレーは最近のレポートで、スコールを欧州保険セクターにおける推奨銘柄の一つに挙げていた。同行は、2027年1月に予定されているソルベンシーII(保険会社の健全性基準)の改定により、大幅な資本還出の可能性があると指摘している。
好調な決算、優れた引受収益性、そしてアナリストからの強気な見方が組み合わさり、同日の株価は一時34.8ユーロまで上昇。52週安値の25.3ユーロから大きく値を戻し、市場の信頼感を反映する形となった。