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サウジアラビア、5月の原油輸出量が過去最低を記録

Summary
共同機関データイニシアティブ(JODI)によると、サウジアラビアの5月の原油輸出量は3カ月連続で減少し、日量約343万バレルと過去最低水準に落ち込んだ。中東地域の緊張による輸送障害が影響したとみられる。
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Background
共同機関データイニシアティブ(JODI)が火曜日に発表したデータによると、サウジアラビアの2026年5月の原油輸出量は3カ月連続で減少し、日量約343万4000バレルと過去最低を記録した。これは、2002年にJODIがデータ収集を開始して以来の最低水準となる。
輸出減少の背景
5月の輸出量は、4月の日量398万6000バレルから大幅に減少した。この輸出の落ち込みは、米国とイランの紛争に起因する湾岸地域での輸送障害が背景にあるとされている。地政学的リスクが、世界最大の産油国からの供給フローに直接的な影響を与えた形だ。
市場関係者は、主要輸出国からの供給が滞ることを原油価格の上昇要因と捉えるが、今回の減少は意図的な減産ではなく、物流上の問題に起因するものである点に注意が必要だ。
生産は回復、国内需要は増加
Ad輸出が減少する一方で、サウジアラビアの5月の原油生産量は日量656万バレルとなり、4月に記録した過去最低の631万6000バレルからは回復を見せた。これは、生産された原油が輸出ではなく、国内需要に向けられたことを示唆している。
実際に、国内の動向を示すデータは需要の増加を裏付けている。
- 製油所の原油処理量: 4月の日量221万1000バレルから、5月には同238万6000バレルへと0.175百万バレル増加した。
- 原油の直接燃焼: 主に発電用に使われるが、同期間に1日あたり10万7000バレル増加し、64万7000バレルに達した。
これらのデータは、OPEC(石油輸出国機構)加盟国であるサウジアラビアがJODIに毎月提出している公式数値に基づいている。