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サンディスク株が時間外で下落、SKハイニックス急落が半導体セクターに波及

Summary
サンディスクの株価が13日の時間外取引で大幅下落。韓国のSKハイニックス株の急落が世界のメモリーチップセクター全体に波及し、地政学リスクの高まりも重しとなった。
米サンディスクの株価が13日の時間外取引で5.1%の大幅下落を記録した。韓国の半導体大手SKハイニックスがソウル市場で過去20年近くで最大の日中下落率を記録したことを受け、世界のメモリーチップセクター全体に売りが広がった。
SKハイニックス株急落が波及
今回のセクター全体の売りは、SKハイニックス株の急落が引き金となった。同社は先週のナスダック市場への上場後、利益確定売りに見舞われた。さらに、韓国の証券会社が同社の第2四半期の営業利益が市場コンセンサスを約8%下回るとのレポートを発表したことで、メモリー関連銘柄全体のセンチメントが悪化した。
この動きはサンディスク固有の問題ではなく、競合のマイクロンテクノロジーやウエスタンデジタルも時間外取引で同様に下落しており、メモリーセクター全体に広がる「連れ安」であることを示している。サンディスク株は年初からの急騰で高値警戒感も意識される中、前営業日終値の1,915.92ドルから一時1,773ドルまで値を下げる場面があった。
Ad地政学リスクと強気見通しの交錯
市場心理をさらに圧迫したのは、中東情勢の緊迫化だ。ホルムズ海峡を巡る米国とイランの軍事衝突が再燃したことで、世界的にリスク回避の動きが強まった。原油価格の急騰はナスダック先物の上値を抑え、サンディスクのようなハイベータ(市場感応度の高い)グロース株への売り圧力を増幅させた。
一方で、こうした逆風にもかかわらず、アナリストからは強気な見方も示されている。ゴールドマン・サックスはサンディスクの投資判断を「買い」で維持し、目標株価を従来の1,200ドルから2,200ドルへ引き上げた。同行は、2026年度の調整後EPS(1株当たり利益)がウォール街のコンセンサスを約30%上回ると予想しており、8月に予定される2026年度第4四半期決算は「非常に力強い」ものになると見込んでいる。また、エバーコアISIも「アウトパフォーム」の評価と3,100ドルの目標株価を維持しており、長期的な強気シナリオを支えている。