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サフラン株が急騰、好決算と通期見通しの上方修正を好感

Summary
フランスの航空宇宙大手サフランが2026年上半期の好決算と通期業績見通しの上方修正を発表したことを受け、28日の株価が急騰した。民間航空機向け事業の力強い需要が業績を牽引している。
フランスの航空宇宙・防衛大手サフラン(Safran)の株価が28日、大幅に上昇した。同日発表した2026年上半期の決算が市場予想をあらゆる主要指標で上回り、通期の業績見通しを大幅に引き上げたことが好感された。
予想を上回る好決算と通期見通しの上方修正
サフランが発表した2026年上半期の経常営業利益は、前年同期比29%増の32億3,700万ユーロに達し、市場コンセンサスを上回った。売上高の増加と好調なアフターマーケット事業が寄与し、営業利益率は1.40パーセントポイント上昇して過去最高の18.4%を記録した。キャッシュフローも26億ユーロと非常に力強い結果となった。
この好調な業績を受け、同社は2026年通期の業績見通しを上方修正した。
- 経常営業利益: 従来の61億〜62億ユーロから64億〜65億ユーロへ引き上げ
- 売上高成長率: 従来の12%〜15%から約15%へと修正
オリビエ・アンドリエス最高経営責任者(CEO)は、「サフランは2026年上半期に期待を上回る傑出した業績を達成した」と述べ、記録的な収益性と強力なキャッシュ創出を強調した。
民間航空機部門が成長を牽引
Ad今回の好決算は、民間航空機向け事業の並外れた業績に支えられている。主力製品である「LEAP」エンジンの上半期納入数は、前年同期比で41%増加し1,030基に達した。これは4四半期連続で500基を超える納入実績となる。
また、民間航空機向けのアフターマーケット事業も予想を上回る好調さを見せた。特に旧世代の「CFM56」エンジンに関連する補修部品の売上が急増し、収益を押し上げた。
市場への影響と今後の見通し
好決算とガイダンスの引き上げを受け、サフランの株価は一時3.8%高の345.70ユーロまで上昇した。同社が上半期に総額8億400万ユーロ規模の自社株買い(約260万株)を実施したことも、株価の下支え要因となっている。
市場関係者は、今回の発表を同社の収益軌道を再評価する強力な材料と見なしている。株価は52週高値(360.80ユーロ)を下回っているものの、今回の業績は2026年後半に向けたさらなる上昇の可能性を示唆している。