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ランバス株、時間外で上昇-AI向け好調で第2四半期決算が予想超え

Summary
半導体設計のランバスが発表した2026年第2四半期決算は、売上高と利益が共に市場予想を上回った。AI向けメモリチップの需要が製品売上を過去最高に押し上げ、株価は時間外取引で上昇した。
半導体IP(設計資産)を手掛ける米ランバスが27日に発表した2026年第2四半期決算は、売上高と利益が共にウォール街の予想を上回り、同社株は時間外取引で2.2%上昇した。AI(人工知能)向けメモリインターフェースチップの需要拡大が業績を牽引した。
予想を上回る第2四半期決算
同社の第2四半期の調整後1株当たり利益(EPS)は0.77ドルとなり、アナリスト予想の0.72ドルを0.05ドル上回った。総売上高は前年同期比20%増の2億740万ドルで、市場予想の1億9930万ドルを上回った。この結果は、株価の重しとなっていた第1四半期の業績未達から力強く回復したことを示している。
決算報告の中でも特に注目されたのは、製品売上が前年同期比22%増の9,920万ドルと過去最高を記録した点だ。これは同社自身のガイダンスの上限に達する水準であり、AI向けメモリチップに対する旺盛な需要を捉えているとの見方を裏付けた。
安定した業績見通し
ランバスは併せて2026年第3四半期の業績見通し(ガイダンス)も公表した。内容は以下の通り。
Ad- 売上高: 2億1000万ドル~2億1600万ドル
- 1株当たり利益(EPS): 0.75ドル~0.82ドル
この見通しはアナリストのコンセンサスとほぼ一致しており、投資家に安心感を与えた。ルーク・セラフィン最高経営責任者(CEO)は以前、「データセンターにおけるAI推論ワークロードの増加が、より高いメモリ帯域幅への需要を牽引し続けている」と述べており、今回の決算がその見解を裏付ける形となった。
市場への示唆
この日の米国株式市場は主要3指数がほぼ横ばいで引けており、ランバスの株価上昇は同社固有の好材料によるものだ。今回の力強い製品売上は、マーベル・テクノロジーやアステラ・ラボといった同業他社の動向と共に、ハイパースケーラーによるAIインフラへの設備投資が継続していることを示唆している。
第1四半期の不振を払拭する決算、過去最高の製品売上、そして市場の期待に沿ったガイダンスという組み合わせが、投資家の信頼感を回復させ、時間外での株価上昇につながった。