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クアルコムとアマゾン、AI半導体で提携 40億ドル規模の新株予約権を付与

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半導体設計大手のクアルコムは9月8日、アマゾンとの間でAI(人工知能)データセンター向けカスタム半導体を開発するための提携を結んだと発表した。この提携の一環として、クアルコムはアマゾンに対し、約40億ドル相当の自社株を購入できる新株予約権(ワラント)を発行した。
提携の概要
規制当局への提出書類によると、この新株予約権は、アマゾンがクアルコム株を1株あたり161.26ドルで購入する権利を付与するもの。この権利の行使は、提携に基づく最大600億ドルの事業規模に連動している。
両社は、訓練済みAIモデルを実行する「AI推論」市場向けの半導体開発で協業する。AI推論は急成長分野であり、半導体メーカー間の主要な競争領域となっている。
市場への影響と技術的焦点
この発表を受け、クアルコムの株価は時間前の取引で7%以上急騰した。同社の株価は、スマートフォン需要の低迷を背景に年初来で約1%下落していたが、今回の提携が好感された形だ。
Ad提携の範囲はAI推論チップにとどまらない。両社は、AIデータセンターで増大する帯域幅需要に対応するため、最大1.6テラビット/秒に及ぶ高速光接続技術の開発も共同で進める計画だ。
協力関係の背景
今回の提携は相互的な側面も持つ。クアルコムは、自社の半導体設計ワークロードにおいて、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)のAIサービスおよびインフラの利用を拡大し、開発サイクルの短縮を目指すとしている。
この動きは、巨大テック企業が自社のデータセンター向けに最適化されたカスタムチップを求める傾向が強まっていることを浮き彫りにしている。半導体企業にとって、こうした大手クラウド事業者との提携は、AI時代の重要な成長戦略となりつつある。