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ポンド上昇、ドル円急落受けドル全面安 FRBの利上げ観測後退も

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Sep 3, 20261 min read
ポンド上昇、ドル円急落受けドル全面安 FRBの利上げ観測後退も
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3日の外国為替市場で英ポンドは、ドルが全面安となった流れを受けて上昇した。ドル円相場が前日海外市場で急落し、日本の通貨当局による市場介入への思惑が再燃したことが、ドル売りを誘った。

協定世界時(UTC)9時05分(日本時間午後6時05分)時点で、ポンドドルは0.09%高の1.3499ドルで取引された。ユーロドルも0.18%高の1.1609ドルと堅調に推移した。

ドル安の背景

この日のドル安の主な引き金は、ドル円相場が約1%下落したことだった。市場では、7月下旬から8月上旬にかけて960億ドル規模の為替介入を実施した日本の通貨当局による再度の介入観測が浮上した。

加えて、米連邦準備理事会(FRB)による9月の利上げ観測がわずかに後退したこともドルを圧迫した。金利先物市場が織り込む利上げ幅は18ベーシスポイント(bp)から15bpに低下した。ただし、INGのFXストラテジスト、フランチェスコ・ペソレ氏は、これはFRBの政策見通しの変化というより、原油価格の上昇が一服したことが主因との見方を示している。

各通貨の動向と市場の見方

市場ストラテジストによると、今回のポンド高は英国固有の材料によるものではなく、主にドル安によって引き起こされた。この日は英国の主要な経済指標の発表やイングランド銀行(BOE)関係者の発言はなかった。

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一方、ユーロ圏では来週の欧州中央銀行(ECB)理事会が焦点となっている。ペソレ氏は、市場はECBの利上げに対して過度にタカ派的になっている可能性があると指摘。「政策担当者は現時点で、二次的なインフレリスクよりも欧州債券市場のスプレッド拡大を懸念している可能性があり、市場が期待するほどタカ派的なメッセージにはならないだろう」と分析している。

INGは中期的なドル高見通しを維持しており、短期金利やエネルギー価格の上昇がドルを支えるとみている。ユーロドルについては、リスクは依然として下向きであり、短期的には1.150~1.155ドルのレンジに戻ると予想している。

今後の注目点

米国ではこの後、ISM非製造業景況感指数の発表が控えている。ペソレ氏は「FRBが9月の利上げを見送るためのハードルはかなり高い」と述べ、二線級の経済指標が金融政策の方向性を大きく変える可能性は低いとの見解を示した。

今後の市場の変動要因としては、来週のECB理事会のメッセージや、米長期金利の上昇をきっかけとした米財務省による市場介入の可能性などが挙げられる。

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