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英ポンド上昇、BOEが政策金利を据え置き ドル安も追い風に

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Aug 5, 20261 min read
英ポンド上昇、BOEが政策金利を据え置き ドル安も追い風に
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イングランド銀行(BOE)が市場の予想通り政策金利を据え置いたことを受け、英ポンドは対米ドルで上昇した。米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策に対する不透明感からドル安が進行したことも、ポンドの上げ足を速める展開となった。

BOE、政策金利を3.75%に据え置き

BOEの金融政策委員会(MPC)は、6対3の賛成多数で政策金利を3.75%に据え置くことを決定した。Investing.comが報じた。3人の委員は、インフレ抑制のため25ベーシスポイントの利上げを主張した。

アンドリュー・ベイリー総裁は、インフレ率の低下ペースが「予想を上回っている」と述べつつも、中東情勢に起因するエネルギー価格の上昇が年後半の物価を再び押し上げるリスクを警告。インフレの再燃が「一時的」なものに留まるよう万全を期すことがMPCの責務だと強調した。

英国のインフレ率は市場予想を上回る改善を見せ、2.6%まで低下している。BOEは、高水準の借入コストと労働市場の軟化が賃金上昇圧力を抑制していると指摘し、現在の金利水準は「おおむね適切」との見解を示した。次回の金融政策決定会合は9月17日に予定されている。

ポンド相場への影響と市場の見方

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この決定を受け、外国為替市場ではポンド買いが優勢となった。GBP/USD(英ポンド/米ドル)は一時、前日比0.30%高の1.3386ドルまで上昇した。今回の金利据え置きは市場のコンセンサス通りだったが、同時に進行したドル安がポンドの上昇を後押しした形だ。

一方で、オランダの金融大手INGは、英国の利上げ期待が後退するにつれてポンドは「緩やかに下落する」と予測。EUR/GBP(ユーロ/英ポンド)は0.8600/8610の水準を試す可能性があると分析している。

背景:FRBの政策を巡る不透明感とドル安

ポンド高のもう一つの背景には、米ドルの軟調な展開がある。先日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後も、FRBが金融引き締めを継続するかどうかについて市場の見方が割れており、ドルは圧力を受け続けている。

INGのグローバル市場責任者であるクリス・ターナー氏は、「市場は、FRBが当初予想されていたほど積極的にはインフレと戦わないだろうと結論付けている」と指摘。むしろ、長期金利の上昇といった債券市場の動きが、FRBの利上げに代わって事実上の金融引き締め効果をもたらす可能性に言及した。投資家は今後発表される6月の個人消費支出(PCE)価格指数や第2四半期の国内総生産(GDP)速報値などの米経済指標を注視している。

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