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フィリップモリス株が逆行高、第3四半期の利益見通し引き上げを好感

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Sep 10, 20261 min read
フィリップモリス株が逆行高、第3四半期の利益見通し引き上げを好感
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大手たばこメーカーのフィリップモリス・インターナショナル(PM)の株価が10日の取引で、市場全体が軟調な中で逆行高となった。同社が発表した2026年第3四半期の1株当たり利益(EPS)見通しがウォール街の予想を上回り、投資家の買いを誘った。

第3四半期の業績見通しを上方修正

フィリップモリスが新たに示した2026年第3四半期のEPS見通しは2.29ドルから2.34ドルの範囲で、市場コンセンサス予想の2.25ドルを上回った。同社によると、この修正には、従来予想されていた為替のマイナス影響が反転し、1セントのプラス効果が見込まれることが反映されているという。この短期的な収益性の改善見通しが、株価を押し上げる直接的な要因となった。

通期見通しも追い風に

今回の発表は、経営陣が示した一連の好材料に続くものだ。ヤツェク・オルザック最高経営責任者(CEO)は9月8日に開催されたバークレイズ・グローバル・コンシューマー・カンファレンスにおいて、2026年通期の報告ベース希薄化後EPS見通しを引き上げている。これは、為替の追い風が従来予想の1株当たり0.15ドルから約0.24ドルに拡大するとの見方に基づく。

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調整後ベースでの通期EPSは8.35ドル~8.50ドルと予想されており、これは2025年比で10.7%~12.7%の成長に相当する。本業の成長率(オーガニック・グロース)は7.5%~9.5%で据え置かれた。

市場での評価と背景

この日のフィリップモリス株は、S&P500種指数やダウ工業株30種平均など主要指数が軒並み下落する中で2.1%上昇し、一時192.45ドルまで値を上げた。同社の株は、景気動向に左右されにくいディフェンシブな生活必需品セクターに属する。ニコチンパウチ「ZYN」や加熱式たばこ「IQOS」といった「煙の出ない製品」への事業転換が進んでいることも、相対的な安全資産としての魅力を高めている。

アナリストの目標株価も205ドル~225ドルのレンジに向けて上昇傾向にあり、現在の株価水準を大きく上回っている。市場全体が後退する中でも、堅調な業績見通しと事業モデルの強靭さが同社株への買いを支える形となった。

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