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フィリップ・モリス、通期利益見通しを下方修正 為替が重し

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フィリップ・モリス・インターナショナルは、主に為替の逆風を理由に、今年3度目となる通期利益見通しの下方修正を発表した。第2四半期決算は市場予想を上回ったものの、ニコチンパウチ「Zyn」への投資を拡大する。
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フィリップ・モリス・インターナショナル(PMI)は22日、今年3度目となる通期の利益見通しを下方修正した。ドル高による為替の逆風が主な要因で、好調だった第2四半期決算を打ち消す形となった。
為替変動が利益を圧迫
同社が新たに示した2026年通期の調整後1株当たり利益(EPS)の見通しは、8.26ドルから8.41ドルの範囲。これは、従来予想の8.31ドルから8.46ドルからの引き下げとなる。
しかし、為替変動の影響を除いた場合の利益見通しは8.11ドルから8.26ドルで据え置かれた。このことから、下方修正は事業本体の業績悪化ではなく、主にドル高によるものであることが示唆される。
第2四半期決算は予想超え
同時に発表された第2四半期決算は堅調だった。
Ad- 売上高: 前年同期比10.4%増の111.9億ドルとなり、LSEGがまとめたアナリスト予想(106.3億ドル)を上回った。
- 調整後EPS: 2.20ドルとなり、こちらも市場予想(2.05ドル)を上回った。
好決算にもかかわらず、通期見通しの引き下げが嫌気され、同社の株価は発表後の時間外取引で1%下落した。
「Zyn」への投資を加速
PMIは、競争が激化するニコチンパウチ市場でのシェアを維持するため、主力製品「Zyn(ジン)」への投資を加速する方針だ。ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)の「Velo」といった競合製品との競争が激しくなっている。
同社は声明で「Zynブランドの長期的価値を最大化するため、下半期に米国での投資を加速させる」と表明。6月には高ニコチン濃度の新製品「Zyn Ultra」を投入するなど、製品ポートフォリオの拡充と市場シェアの防衛を図っている。