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パラゴン、第3四半期の安定推移を報告 利ざや見通しは改善

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Jul 29, 20261 min read
パラゴン、第3四半期の安定推移を報告 利ざや見通しは改善

Summary

英国の金融機関パラゴン・バンキング・グループは、2026年第3四半期の業績が安定的に推移したと発表した。融資の伸びは緩やかだったものの、純金利マージンの見通しは市場の従来予想を上回る可能性が示された。

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英国の金融機関パラゴン・バンキング・グループ(Paragon Banking Group)が発表した2026年第3四半期(6月末まで)のトレーディング・アップデートによると、業績は安定的に推移し、短期的な金利マージンの見通しが改善していることが明らかになりました。同社は中間決算で示したすべてのガイダンスを維持しています。

業績概要:緩やかな融資増と預金流出の鈍化

2026年6月末までの四半期における融資残高の伸びは、前年同期比で3.0%となり、緩やかな拡大にとどまりました。これは四半期ベースで約0.5%の増加に相当します。金利上昇と景況感の悪化を背景に4月と5月の勢いは鈍化しましたが、6月には回復の兆しが見られたと報告されています。

一方、預金残高は同四半期に2億ポンド(約1%)減少しましたが、第2四半期に見られた6億〜7億ポンドの減少からはペースが鈍化しました。同行は、リテール預金の価格設定を規律ある水準に保ち、イングランド銀行のレポファシリティへの依存を減らしたとしています。

純金利マージンと資産の健全性

投資家が注目する純金利マージン(NIM)は、下期のパフォーマンスが中間決算時点の予想を上回る可能性が示唆されました。通期ガイダンスである約300ベーシスポイント(bps)は、2026年上期の308bpsから下期には292bpsまで低下することを示唆していましたが、これを上回る水準で推移する見込みです。

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資産の健全性も良好に保たれています。主な事業である個人向け不動産賃貸(Buy-to-let)向け融資の延滞率は、当四半期に10bps低下し40bpsとなりました。開発金融における減損も減少傾向が続いています。

成長戦略と資本基盤

同行は今後の成長に向け、農業関連顧客基盤の拡大とブリッジング・ローン(つなぎ融資)事業の強化を目的とした2つのチームを新設しました。これらの取り組みにより、今後2年間で融資成長率が約1パーセントポイント押し上げられる可能性があるとしています。

資本基盤も強固で、2026年7月に完了したSFS事業の売却による約50bpsの押し上げ効果を含め、自己資本比率(普通株式等Tier1比率)は当四半期末時点で13.6%~13.7%となりました。これは、同行の財務的な安定性を示す指標となります。

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