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原油価格が4日続伸、ホルムズ海峡の輸出不透明感で供給懸念

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原油価格は19日早朝の取引で4営業日続伸した。主要な輸送路であるホルムズ海峡の航行を巡り、米国とイランから相反する情報が流れる中、供給の先行き不透明感が強まっている。
原油先物価格は19日のアジア時間早朝の取引で小幅に上昇し、4営業日続伸となった。海上輸送の要衝であるホルムズ海峡の情勢を巡る不透明感が、供給懸念を煽っている。
グリニッジ標準時0時4分時点で、ブレント原油先物は26セント(0.29%)高の1バレル=91.28ドルで取引された。一方、米国産WTI原油先物は37セント高の1バレル=85.31ドルを付けた。両指標とも前日18日に7月24日以来の高値で引けている。
ホルムズ海峡を巡る情勢緊迫化
市場の懸念の背景には、ホルムズ海峡の航行可能性について米国とイランの見解が対立していることがある。トランプ米大統領は18日、イランとの対話は行われていないと述べ、海峡は航行可能だと主張した。これは、海峡が封鎖されたままだとするイラン側の主張と矛盾する。
月曜日に一時的な停戦合意が失効した後、イラン高官はロイター通信に対し、外交的な行き詰まりからイランは「完全な攻撃」態勢に移行していると語った。ただし、18日時点で双方による新たな攻撃は報告されていない。
供給網への影響
Ad地政学的リスクの高まりを受け、各国や企業は対応を急いでいる。イラク政府は18日、ホルムズ海峡を回避するため、国内外の専門企業を通じて複数の輸出ルートで原油を輸出する仕組みを承認したと発表した。この新メカニズムに基づく契約は9月1日から3カ月間実施される予定だ。
また、業界幹部や船舶追跡データによると、中国の大手海運会社2社が中東での紛争を理由に、ホルムズ海峡およびバブ・エル・マンデブ海峡経由でのタンカー派遣を停止したことが明らかになった。
米国の在庫統計に注目
市場のもう一つの注目点は、米国の石油在庫統計だ。市場筋が18日に引用した米石油協会(API)の週間統計によると、先週は原油と留出油の在庫が減少し、ガソリン在庫は増加した。
米国東部時間午前10時30分(日本時間午後11時30分)に発表される米エネルギー情報局(EIA)の公式統計が待たれている。ロイターがまとめたアナリスト予想では、8月14日終了週の原油在庫は約60万バレルの減少が見込まれている。