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原油価格が続伸、イラン情勢緊迫化で供給懸念が下支え

Summary
アジア時間の原油先物市場は、米国とイラン間の緊張激化を背景に続伸した。世界の石油供給の要衝であるホルムズ海峡を巡る地政学的リスクが、世界的な供給懸念を強めている。
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アジア時間火曜日の原油先物市場は小幅に続伸し、直近の高値圏で推移している。米国がイランとの停戦延長を否定したことを受け、ホルムズ海峡を巡る地政学的リスクが改めて意識され、供給逼迫への懸念が価格を支えた。
ホルムズ海峡を巡る緊張激化
Investing.comによると、価格上昇の直接的な引き金となったのは、トランプ米大統領が、6月中旬に締結され月曜日に期限切れとなったイランとの停戦協定を延長しない方針を表明したことだ。大統領は、米国がホルムズ海峡を完全に掌握していると改めて主張する一方、イランとの協議は継続中であるとしたが、イラン側はこれを否定している。
さらに、ホルムズ海峡の航路を巡りイランと協議中と報じられていたオマーンに対し、トランプ大統領が「邪魔をするなら爆撃する」と警告したことで、地域の緊張は一段と高まった。これにより、原油供給路の安定性に対する市場の不安が強まっている。
市場への影響と背景
Ad東部時間21時06分(日本時間10時06分)時点で、原油価格の指標は以下の通りとなっている。
- ブレント原油先物: 1バレル=91.09ドル(0.3%高)
- WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油先物: 1バレル=84.85ドル(0.4%高)
ホルムズ海峡は紛争前、世界の石油供給量のおよそ20%が通過する海上交通の要衝だった。しかし、イランによる攻撃への懸念から、同海峡を通過する商業船舶の交通量は戦前の水準を大幅に下回っており、世界の原油供給を著しく圧迫している。この供給途絶リスクが、現在の原油価格を下支えする主な要因となっている。