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原油価格が4日続伸、ホルムズ海峡巡る米イラン対立で供給懸念強まる

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原油価格は4営業日続伸した。世界で最も重要な石油輸送路であるホルムズ海峡を巡る米国とイランの対立が激化し、世界的な供給逼迫への懸念が相場を押し上げている。
原油価格は4営業日続伸した。世界で最も重要な石油輸送の要衝であるホルムズ海峡を巡る米国とイランの対立が解消される兆しが見えず、世界的な供給逼迫への懸念が強まっていることが背景にある。
ホルムズ海峡の緊張が続く
Investing.comによると、米国とイランの間の対話は行き詰まっている。トランプ米大統領は17日、イランとの対話は行われておらず、予定もないと発言。一方、イラン側も米国との協議を否定している。
イランは、6月に締結された暫定合意の条件を米国が満たすまで、ホルムズ海峡は閉鎖されたままだと主張。この暫定合意は今週に失効しており、両国ともに停戦を更新する意思を示していないと報じられている。
海運データによると、ホルムズ海峡を通過する商業船舶の交通量は紛争前の水準を大幅に下回っており、世界的な石油供給の混乱が続いていることを示唆している。紛争前、世界の石油消費量の約5分の1がこの海峡を通過していた。
米国在庫の減少も追い風に
米国の供給引き締まり観測も価格を押し上げる要因となっている。米国石油協会(API)が発表した週間在庫統計では、米国の原油在庫が小幅に減少したことが示された。APIの統計は、水曜日に発表される米エネルギー情報局(EIA)の公式統計の先行指標と見なされることが多い。
Adさらに、イランとの紛争の影響で米国の戦略石油備蓄(SPR)が過去40年以上で最低水準にまで減少していることも、国内の供給逼迫感を強めている。
市場への影響
地政学的リスクの高まりを受け、原油先物価格は上昇基調を強めている。
- ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油先物は、東部時間18日午後7時45分時点で0.45%上昇し、1バレルあたり85.32ドルを付けた。
- WTIとブレント原油先物はともに、約3週間ぶりの高値を更新した。
市場参加者は、中東情勢の緊迫化による長期的な供給途絶のリスクを織り込み始めている。ホルムズ海峡を巡る動向は、今後も原油価格の重要な変動要因となりそうだ。