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O-Iグラス株が急落、第2四半期決算ミスと巨額減損が響く

Summary
ガラス容器大手のO-Iグラスが、市場予想を大幅に下回る第2四半期決算と約8億7300万ドルののれん減損損失を発表。通期業績見通しも大幅に引き下げ、株価は時間外取引で急落した。
ガラス容器製造大手のO-Iグラス(O-I Glass)の株価が、時間外取引で15.0%急落し7.7ドルに達した。市場予想を大幅に下回る2026年第2四半期決算、巨額ののれん減損損失、そして将来の業績見通しの大幅な下方修正が嫌気された。
第2四半期決算、市場予想を大幅に下回る
同社が発表した第2四半期の調整後1株当たり利益(EPS)はわずか0.09ドルとなり、アナリストのコンセンサス予想であった0.29ドルを大きく下回った。売上高も16億7000万ドルと、予想の17億ドルに届かなかった。
売上高は前年同期比で2%の減少となったが、これは販売数量が4.5%減少したことが主な要因である。この結果は、第1四半期の調整後EPSが0.05ドルと同樣に予想を下回ったことに続くもので、事業環境の厳しさを示唆している。
巨額の減損損失と業績見通しの下方修正
決算内容に加え、投資家心理をさらに悪化させたのが、8億7300万ドルに上る非現金ののれん減損損失の計上だ。これにより、GAAP(一般に公正妥当と認められた会計原則)に基づく四半期の純損失は1株当たり6.33ドルに膨らんだ。
Ad経営陣は同時に、2026年通期および2027年の業績見通しを大幅に引き下げた。決算発表前の90日間で8回連続のマイナスEPS修正が行われていたこともあり、市場の警戒感は一気に高まった。
市場への影響と背景
大幅な決算ミス、10億ドル近い減損損失、そして将来のガイダンス引き下げという三重苦は、同社の株価にとって圧倒的な売り材料となった。株価は時間外取引で52週安値の7.75ドルに迫る水準まで下落した。
同社は、欧州でのエネルギーコスト高騰、アルコール飲料向け包装材の需要低迷、南欧ワイン市場での競争激化といった根強い逆風に直面している。一連の発表は、同社の回復シナリオに対する投資家の信頼を大きく揺るがす結果となった。