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ノルウェー・エア株が急落、第2四半期決算が予想下回り52週安値に

Summary
格安航空会社のノルウェー・エア・シャトルが14日に発表した第2四半期決算は、営業損失が市場予想を上回った。これを受け、同社株は一時4.1%下落し、52週安値に並んだ。
格安航空会社(LCC)のノルウェー・エア・シャトル(NAS)の株価が14日、急落した。同日発表された2026年第2四半期決算で、営業損失が市場予想を上回ったことが嫌気された。株価は一時、前日比4.1%安の12.80ノルウェー・クローネ(NOK)まで下落し、52週安値に並んだ。
予想を上回る営業損失
同社が発表した第2四半期の営業損失は6億300万NOKとなり、会社がまとめたアナリスト予想の5億1700万NOKを上回る赤字幅となった。この決算内容は、CEOのゲイル・カールセン氏とCFOのハンス・ヨルゲン・ウィブスタッド氏がオスロで行った投資家向け説明会に先立ち、早朝に公表された。
三重苦が業績を圧迫
決算が悪化した背景には、複数の逆風が重なったことがある。特に以下の3点が業績を圧迫した。
- EU排出量取引制度(ETS):2020年に関連する追加義務を課す最高裁判所の判決。
- 燃料費の高騰:高止まりする航空燃料コスト。
- 需要の変動:今年のイースター休暇が例年より早かったため、通常は第2四半期の需要が前倒しされたこと。
Adこれらの要因が複合的に作用し、欧州の短距離航空会社にとって季節的に厳しい四半期の業績をさらに悪化させた。
市場環境と今後の見通し
この日の市場は、米国株式市場がS&P500種指数で0.8%安、ナスダック総合指数で1.6%安となるなど、世界的にリスクオフ地合いが強まっていたことも、航空会社のような景気敏感株の重荷となった。同業のノース・アトランティック航空の株価もオスロ市場で下落しており、売りはノルウェー・エアに限定されたものではなかった。
テクニカル面では、同社株はすでに直近の取引で重要な支持線とみられていた14.30NOK付近を割り込んでおり、さらなる下値を探る展開が示唆されていた。アナリストの目標株価コンセンサスである16.70NOKを大きく下回る水準で推移する中、投資家は同社経営陣が示すコスト抑制策やETS関連費用の今後の見通しに注目している。