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ネクスター・メディア株が5%高、FCCの放送視聴者上限撤廃報道で

Summary
米放送大手ネクスター・メディアの株価が5%上昇した。ブルームバーグが、米連邦通信委員会(FCC)が放送事業者の視聴者到達率上限を撤廃する見込みだと報じたことが、同社のテグナ買収計画への追い風と見なされた。
米国の放送大手ネクスター・メディア・グループ(NASDAQ: NXST)の株価が水曜日の取引で5%上昇した。ブルームバーグが、米連邦通信委員会(FCC)が全国的な放送視聴者上限キャップを撤廃する見込みだと報じたことが好感された。
放送規制撤廃の観測
ブルームバーグが関係者の話として伝えたところによると、FCCは単一の放送事業者が到達できるテレビ視聴世帯の割合を制限してきた規則を撤廃する見通し。この規制は、歴史的に放送事業者の全国視聴者到達率を39%に制限してきた。
報道によれば、FCCのブレンダン・カー委員長がこの規則変更について近く発表すると見られている。この動きは、放送業界における統合の動きを加速させる可能性がある。
テグナ買収への影響
今回の規制緩和は、ネクスターが同業のテグナ(Tegna Inc.)を買収する上で重要な意味を持つ。両社が統合した場合、その視聴者到達率は全米世帯の約80%に達し、従来の39%の上限を大幅に超えることになるためだ。
AdFCCは今年初めにこの買収を承認した際、個別案件としてこの規則の適用を一時停止していた。しかし、規則が完全に撤廃されれば、複数の州司法長官や衛星放送会社ディレクTVが起こしている反トラスト法上の訴訟において、ネクスターの法的な立場が強化される可能性がある。
業界の動向と今後の焦点
放送業界は長年、ストリーミングサービスやソーシャルメディアといった規制対象外のプラットフォームとの競争が激化していることを理由に、統合を制限する規制の緩和を求めてきた。
一方で、この規制緩和には公益団体や労働組合などが反対の声を上げている。また、FCCが議会の承認なしに単独でこの規制を撤廃できるかについては法的な論争が予想され、今後の動向が注目される。