Story

モロッコ、9月16日から小麦輸入を再開へ 補助金制度も導入

ENTHMSVIIDZHZH-TWJAKOHI
Aug 24, 20261 min read
モロッコ、9月16日から小麦輸入を再開へ 補助金制度も導入

Summary

モロッコは、国内収穫を優先するため6月から停止していた軟質小麦の輸入を9月16日から再開する。同国の穀物庁(ONICL)は、年末までの輸入分に対して補助金を支給すると発表した。

Text size
Background

モロッコは、国内収穫を優先するために6月から停止していた軟質小麦の輸入を、9月16日から再開する。同国の穀物庁(ONICL)がウェブサイトで公開した通知によると、輸入再開に合わせて年末まで補助金制度が導入される。

輸入再開と補助金制度の詳細

今回の措置は、数年にわたる干ばつの後、2026年の国内収穫量が回復したことを受けて、国内生産者を保護するために6月に輸入を一時停止していた流れを汲むものです。

ONICLの通知によれば、輸入業者に対して9月16日から12月31日までの期間、補助金が支給されます。この制度は、以下の仕組みで運用されます。

  • 基準価格: 1キンタルあたり270ディルハム(1トンあたり291.52ドルに相当)に設定。
  • 補助金: 上記の基準価格と、実際の輸入コストとの差額を政府が補填する。
  • 対象: フランス、ドイツ、アルゼンチン、米国の小麦市場価格に基づいて算出されたコストが対象となる。
Sample IUX Markets – In-articleAd

市場への影響

モロッコは欧州連合(EU)にとって最大の小麦輸出市場であり、その輸入再開は世界の穀物市場、特に欧州の生産者にとって重要な意味を持ちます。主要な買い手であるモロッコが国際市場に復帰することで、世界の小麦需給が引き締まり、価格を下支えする要因となる可能性があります。

特に、補助金の算定基準に含まれるフランスやドイツの生産者にとっては、輸出機会の拡大が期待されます。世界の穀物トレーダーは、年末に向けたモロッコの購買動向を注視することになるでしょう。

Back to latest news

LATEST