Story
ロシア株式市場:MOEX指数は横ばい、エネルギー株主導で全体は軟調

Text size
Background
26日のモスクワ株式市場は、主要株価指数であるMOEXロシア指数が0.00%の前日比変わらずで取引を終えた。指数自体は横ばいだったものの、エネルギー株が売られたことで市場全体の地合いは軟化し、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上回った。
市場概況
モスクワ証券取引所では、この日、値下がり銘柄数が124社だったのに対し、値上がり銘柄数は111社にとどまり、16社は変わらずだった。この内訳は、指数が横ばい圏で引けたにもかかわらず、市場参加者のセンチメントがやや弱気に傾いていたことを示唆している。
投資家の不安心理を反映するロシアボラティリティ指数(RVI)は0.00%の変動なしで47.85となり、市場の警戒感が根強いことを示した。
セクター別の動向
この日の下落を主導したのはエネルギーセクターだった。主要な石油・ガス関連銘柄が軒並み売られ、相場の重しとなった。
- 主な下落銘柄:
- ロスネフチ (MCX:ROSN): -3.04%
- タトネフチ (MCX:TATN): -2.48%
- ルクオイル (MCX:LKOH): -2.14%
Ad一方で、一部の銘柄は堅調に推移した。Eコマース大手のOZONや金採掘会社のポリウスなどが買われた。
- 主な上昇銘柄:
- OZON (MCX:OZON): +2.85%
- ポリウス (MCX:PLZL): +1.61%
- ユニプロ (MCX:UPRO): +1.55%
関連市場の動き
コモディティ市場では、原油価格が下落したことがロシアのエネルギー株への売り圧力につながったとみられる。10月渡しのブレント原油先物は3.88%安の1バレル91.68ドル、9月渡しのWTI原油先物も2.14%安の85.15ドルで取引された。
その一方で、金先物(8月渡し)は0.51%上昇しており、これが金生産会社ポリウスの株価を支える一因となった可能性がある。為替市場ではロシアルーブルが対ドル、対ユーロでともに上昇した。