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モービルアイ株が5%上昇、ステランティスとのクラウド型ADAS供給で提携

Summary
自動運転技術を手がけるモービルアイが、自動車大手ステランティスとの提携拡大を発表し、火曜日の株価が5%上昇した。2027年以降、モービルアイのクラウド連携型先進運転支援システム(ADAS)がステランティスの一部車種に搭載される。
自動運転技術開発のモービルアイ(NASDAQ: MBLY)は、自動車大手ステランティスと先進運転支援システム(ADAS)分野で提携を拡大すると発表したことを受け、火曜午前の取引で株価が5%上昇した。この提携により、2027年からモービルアイのクラウド連携型ADAS技術がステランティスの一部の将来モデルに供給される。
提携の概要
今回の合意に基づき、モービルアイは独自の「REM(Road Experience Management)」技術を統合したクラウド連携型ADASをステランティスに提供する。この技術は、車線が不明瞭な道路でのインテリジェントな車線維持や、特定の条件下・エリアでのハンズフリー運転などを可能にする。
最初の搭載は2027年に米国の一部のモデルで開始される予定だ。この動きは、両社の既存の関係をさらに深めるものとなる。
REMテクノロジーと市場の評価
REMは、モービルアイの「EyeQ」チップを搭載した車両のフロントカメラから、縁石や横断歩道、走行経路といった道路情報をクラウドソーシングで収集する仕組みだ。匿名化されたデータはクラウドで処理され、ADASや自動運転技術を支える「インテリジェンス・レイヤー」を生成する。
Adこのデータ収集網はすでに大規模で、昨年には800万台以上の車両から340億マイル(約547億キロメートル)以上のデータが集積され、米国と欧州の公道の95%以上をカバーしている。今回の提携により、ステランティスは世界の自動車メーカートップ10社のうち、REMにデータを拠出する5社目の企業となる。これはモービルアイのデータエコシステムをさらに強化し、同社の競争優位性を高めるものとして投資家から好感された。
背景と今後の展望
モービルアイの技術はすでに広く採用されており、2025年末までに全世界で2億3000万台以上の車両に同社のEyeQ技術が搭載される見込みだ。
モービルアイの事業開発・戦略担当エグゼクティブ・バイスプレジデントであるニムロッド・ネフシュタン氏は、「ステランティスとの協業を拡大し、REMとEyeQ6Lを通じて車両自体に新たなレベルのインテリジェンスをもたらすことを誇りに思う」と述べた。今回の提携は、高度な運転支援技術の普及を加速させ、モービルアイの市場における地位を一層強固にするものと見られる。