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マスク氏の謝意受けマイクロンの株価上昇、AI向け半導体供給で協力深化か

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Jul 23, 20261 min read
マスク氏の謝意受けマイクロンの株価上昇、AI向け半導体供給で協力深化か

Summary

テスラのイーロン・マスクCEOが、決算説明会でメモリーチップの「極めて重要な割り当て」に感謝を表明したことを受け、マイクロン・テクノロジーの株価が上昇した。AI分野での旺盛な需要を背景に、両社の戦略的関係が深まるとの観測が広がっている。

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米半導体大手マイクロン・テクノロジーの株価が木曜日の取引で上昇した。テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が、前日夜の2026年第2四半期決算説明会において、マイクロンから「極めて重要な割り当て」を「妥当な条件」で受けたとして、公に感謝の意を表明したことが好感された。

マスク氏の発言と市場の反応

マスク氏は決算説明会で、「今日のメモリー価格がかなり常軌を逸していることを考えると、今後数年間にわたりテスラのために枠を確保し、実際に極めて重要な割り当てを妥当な条件で提供してくれたマイクロンの決断に心から感謝したい」と述べた。この発言は、両社の戦略的な供給関係の深化を示すものと投資家に受け止められ、マイクロンの株価は日中取引で3.1%上昇した。

一方、テスラの株価は、決算内容が市場予想を下回ったことや、フリーキャッシュフローのマイナス、自動車部門の利益率の低さが嫌気され、14.3%の大幅安となった。

戦略的供給関係の深化を示唆

マスク氏の発言に含まれる「今後数年間」という言葉は、これが短期的な取引ではなく、長期的なパートナーシップを示唆するものとして特に注目されている。市場調査会社トレンドフォースによると、マイクロンはすでにDRAM生産の約20%、NAND生産の約3分の1を、価格と供給量を3~5年間固定する戦略的顧客契約(SCA)でカバーしているとされる。

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テスラが、GM、フォード、アンスロピックといったAI関連のSCA顧客リストに加わる可能性がある。ただし、マイクロンはテスラとの具体的な契約条件、期間、供給量について公式に認めていない。

背景:AI投資とメモリー需要

今回の供給合意の背景には、テスラによるAI分野への巨額な設備投資がある。マスク氏は、AIコンピューティング、人型ロボット「オプティマス」、ロボタクシー、半導体製造といった分野への投資が、メモリーチップの需要を押し上げていると説明。同氏はメモリー価格の高騰を「これまでに見た中で最大の価格上昇」と表現し、安定的な供給確保が事業拡大の制約となり得ることを示唆した。

マスク氏の発言に加え、アルファベットが設備投資見通しを引き上げたこともあり、市場のセンチメントは改善した。この動きはマイクロンだけでなくメモリーセクター全体に波及し、SKハイニックスやウエスタンデジタルなどの関連銘柄も連れ高となった。

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