Story

マテル株が下落、ゴールドマン・サックスが「売り」に格下げ

ENTHMSVIIDZHZH-TWJAKOHI
Jul 9, 20261 min read
マテル株が下落、ゴールドマン・サックスが「売り」に格下げ

Summary

米玩具大手マテルの株価が、ゴールドマン・サックスによる投資判断の「売り」への格下げを受けて下落した。同行は、事業運営の複雑化や競争激化を理由に挙げており、株価は52週来安値に迫っている。

Text size
Background

米玩具大手マテル(MAT)の株価が9日の時間外取引で下落した。ゴールドマン・サックスが同社の投資判断を「売り」に引き下げ、短期的な事業運営への懸念を示したことが嫌気された。

ゴールドマン・サックスによる格下げ

ゴールドマン・サックスはマテルの投資判断を「売り」に引き下げ、新たな目標株価を12.00ドルに設定した。これは直近の株価から約9%の下落余地があることを示唆している。この発表を受け、マテルの株価は時間外取引で1.8%下落し12.94ドルとなり、52週来安値の12.92ドルに迫る水準で推移した。

同行は格下げの理由として、今後6〜12ヶ月にわたって続くと予想される複数の課題を挙げている。

  • 不安定な地政学的・マクロ経済状況
  • 玩具業界における競争圧力の激化
  • トレーディングカードやデジタルゲームといった新規投資分野における事業実行の難しさ
Sample IUX Markets – In-articleAd

アナリストの慎重な見方が強まる

今回の格下げは、マテルに対するアナリストの慎重な見方が強まっていることを反映している。ゴールドマン・サックスは6月下旬にも目標株価を18.00ドルから15.00ドルへ引き下げていた。また、4月下旬の2026年第1四半期決算発表後には、JPモルガン、BofA、ウェルズ・ファーゴも相次いで目標株価を下方修正している。

アナリストが共通して指摘するのは、関税や為替変動による利益率への圧力、そしてモバイルゲームや自社店舗「Brick Shop」コンセプトなどへの1億5,000万ドルの追加投資に対する回収時期の不透明感だ。

9日の市場全体は、ダウ平均が1.1%安、S&P 500が0.3%安となる一方、ナスダックは0.2%高とまちまちの展開だった。このことから、マテル株の下落は市場全体の地合いではなく、同社固有の問題に起因するものとみられる。今回の格下げは、短期的な収益圧迫と戦略実行に対する投資家の既存の懸念を具体化させ、株価を52週来高値(22.48ドル)から42%以上下落した水準へと押し下げた。

Back to latest news

LATEST