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マースク株が上昇、紅海経由の主要航路サービス再開を好感

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Jul 14, 20261 min read
マースク株が上昇、紅海経由の主要航路サービス再開を好感

Summary

海運大手A.P. モラー・マースクは、紅海・スエズ運河経由の主要サービスを再開したことを受け株価が上昇した。好調な市況や同社の強気な業績見通しも株価を支えている。

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デンマークの海運大手A.P. モラー・マースクのB株は、同社が紅海・スエズ運河経由の海運サービスを再開するとの発表を受け、1.5%上昇し16,940デンマーククローネで取引された。フーシ派による商船への攻撃で1年以上にわたり混乱が続いていた同海域の安全環境に対する信頼感の回復を反映した動きとなる。

紅海航路の再開が追い風

マースクは月曜日、中東、地中海、西アフリカを結ぶ「WAF6」サービスを紅海・スエズ運河経由で再開すると発表した。同社はこれを「スエズ運河経由回廊への段階的な復帰に向けた新たな一歩」と位置付けている。この航路変更は、先に再開された中東から米国東海岸へのサービスに続くものだ。

スエズ運河ルートへの復帰により、輸送時間は大幅に短縮される見込みだ。同社によると、西航便は平均で7日間、東航便は約14日間短縮され、燃料費の削減と船舶の稼働率向上につながると期待されている。

業界の好況と強気な業績見通し

業界全体にも明るい材料が見られる。競合の独ハパックロイドは火曜日、旺盛な市場需要と好調な運賃動向を理由に通期の業績見通しを引き上げ、株価が上昇した。これはマースクを取り巻く強気な見方を補強する材料となっている。

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マースク自身も6月下旬、コンテナ貨物需要の持続的な強さとスポット運賃の上昇を背景に、2026年通期の基礎的EBITDA(利払い・税・償却前利益)見通しを、従来の45億~70億ドルから80億~100億ドルへと大幅に引き上げている。

株主還元と決算への期待

現在進行中の自社株買いプログラムも、株価の構造的な下支え要因となっている。同社は12ヶ月間で最大63億デンマーククローネの自社株買いを承認している。

投資家は、8月13日に予定されている2026年第2四半期決算の発表を前に、ポジションを構築しているとの見方もある。これらの好材料が重なり、世界の株式市場が軟調に推移する中でも、マースク株は堅調な動きを見せている。

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