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ルルレモン株が反発、決算ショックによる急落から買い戻し

先週、失望的な内容の2026年度第2四半期決算を受けて株価が急落したヨガウェア大手ルルレモン・アスレティカ(LULU)が8日、反発に転じた。午後の取引で同社株は一時1.7%高の102.30ドルをつけ、自律反発の動きを見せている。
決算ショック後の自律反発
先週発表された第2四半期決算は、市場の期待を大きく裏切る内容だった。同社によると、主な実績は以下の通り。
- 売上高: 前年同期比4%減の24億1600万ドルで、市場予想に届かず
- 既存店売上高: 9%減
- 中核商品であるレギンス部門の売上: 20%減
これに加え、通期ガイダンス(業績見通し)も大幅に下方修正された。これを受けて株価は週間で約18%も急落し、52週安値の97.99ドルに迫っていた。8日の上昇は、この急落に対する短期的な買い戻しとの見方が強い。
割安感と新CEOへの期待
株価反発の背景には、いくつかの要因が指摘されている。一つは、急落によって株価に割安感が出てきたことだ。Investing.comが提供するInvestingProの分析モデルでは、同社の本質的価値に基づくフェアバリューを163.24ドルと試算しており、現在の株価が大幅に割り引かれている可能性が投機的な買いを誘っている。
Adもう一つの好材料は、経営陣の刷新への期待だ。今週中にも新最高経営責任者(CEO)としてハイジ・オニール氏が正式に就任する見込みで、市場では新たなリーダーシップが北米需要の低迷や商品戦略、中国市場での逆風といった構造的な課題に対処することへの期待感が浮上している。
依然として残る事業への懸念
しかし、アナリストの見方は依然として慎重だ。決算発表後、複数の証券会社が目標株価を引き下げている。
- バークレイズ: 投資判断を「Equalweight」で維持しつつ、目標株価を113ドルから95ドルへ引き下げ
- UBS: 「中立」を維持し、目標株価を120ドルから106ドルへ引き下げ
- モルガン・スタンレー: 目標株価を83ドルへ引き下げ
UBSは、商品構成が消費者の需要と合致しておらず、客足も弱いと指摘している。全体として、8日の株価上昇は事業のファンダメンタルズ(基礎的条件)の改善を反映したものではなく、あくまで売られ過ぎた後の短期的なテクニカルな反発と見るべきだろう。同社は今後も既存店売上高の減少や値下げ圧力といった課題に直面する可能性が高い。