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キンダー・モルガン第2四半期決算、天然ガス輸送量増で予想上回る

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米パイプライン大手のキンダー・モルガンが22日に発表した第2四半期決算は、天然ガスの輸送量が好調に推移したことを受け、調整後利益が市場予想を上回りました。同社は好調な業績を背景に通期見通しを上方修正しています。
調整後利益が市場予想を上回る
6月30日を末日とする第2四半期の調整後1株当たり利益(EPS)は0.37ドルとなり、LSEGがまとめたアナリスト予想の0.32ドルを上回りました。前年同期の0.28ドルからも大幅に増加しています。
この結果を受け、同社は2026年通期の調整後EBITDA(利払い・税引き・減価償却前利益)が当初予算を5%以上、調整後EPSが12%以上上回る見込みであると発表しました。
天然ガス部門が業績を牽引
業績を支えたのは天然ガス部門の力強い成長です。第2四半期の1日当たり天然ガス輸送量は約47兆8860億英熱量単位(Btu)に達し、前年同期の約44兆8180億Btuから増加しました。
Ad背景には、パーミアン盆地での活発な石油・ガス生産に加え、過去最高水準の液化天然ガス(LNG)輸出や、人工知能(AI)関連のデータセンター、暗号資産マイニングなどによる電力需要の急増があります。
リチャード・D・キンダー執行会長は声明で、「LNG輸出の増加、電力需要の高まり、産業の拡大は、当社の既存資産の価値を高め、事業全体に大きな投資機会をもたらしている」と述べました。
一方で、ジェット燃料やディーゼル燃料などを含む石油製品の総輸送量は、1日当たり204.4万バレルと、前年同期の221.3万バレルから減少しました。
市場の反応
好調な決算と強気な見通しが好感され、決算発表後の時間外取引でキンダー・モルガンの株価は0.7%上昇しました。市場は、エネルギーインフラ企業が構造的な需要増の恩恵を受けるとの見方を強めているようです。