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ABC、ジミー・キンメル氏の候補者インタビュー放送を見送り FCCの「同一時間ルール」を理由に

米ABCの著名な深夜トーク番組の司会者ジミー・キンメル氏は、民主党の上院議員候補ジェームズ・タラリコ氏とのインタビューについて、地上波での放送は行わず、YouTubeで公開する意向を明らかにした。キンメル氏は、連邦通信委員会(FCC)からの脅威をその理由として挙げている。
背景にあるFCCの規制変更
今年1月、共和党が主導するFCCは、昼間および深夜のテレビトーク番組を、候補者に敵対する見解にも放送時間を与えることを義務付ける「機会均等ルール」の免除対象である「真正なニュース番組」とは見なさないとの判断を下した。キンメル氏は、トーク番組が数十年にわたりこのルールの適用を受けずに政治家候補をインタビューしてきたと指摘している。
今回の決定は、メディア企業が直面する規制環境の変化を浮き彫りにする。特に、政治的に重要な選挙期間中において、放送局の編集権と規制当局の要求との間で緊張が高まる可能性を投資家は注視する必要がある。
政治・市場への影響
Adタラリコ氏はテキサス州で、共和党のケン・パクストン司法長官と議席を争っている。この選挙は、11月の中間選挙における米国上院の勢力図を左右する可能性があり、市場の注目度も高い。選挙結果は今後の法規制や経済政策に大きな影響を与えるためだ。
キンメル氏は水曜日の放送で、「(トランプ)大統領のFCCは、我々の番組やネットワークであるABC、そして系列局に対し、彼らが好まないと思われるゲスト選定という、単純で伝統的な編集上の決定を基に脅迫してきた」と述べた。同氏は2016年に候補者時代のドナルド・トランプ氏をインタビューした過去にも言及した。
各社の反応
この件に関し、ABCの親会社であるウォルト・ディズニー(DIS)はコメントを控えている。また、ロイター通信によると、FCCからも現時点でコメントは得られていない。この事態は、政治的な二極化が進む中で、メディア企業が直面する運営上のリスクを示す一例と言える。