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カンビ、W杯特需で通期見通しを11%上方修正

Summary
スポーツベッティングプラットフォーム大手のカンビが、ワールドカップ期間中の好調な業績を受け、2026年通期のEBITA見通しを上方修正。第2四半期の収益は前年同期比で大幅に増加しました。
スポーツベッティングプラットフォームを提供するKambi Groupは、ワールドカップによる好影響を背景とした好調な第2四半期決算を受け、2026年通期のEBITA(利払い・税引き・償却前利益)見通しを上方修正しました。同社は、逆風が続いていた期間を経て「転換点を迎え、成長軌道に戻った」と述べています。
業績見通しを上方修正
同社が新たに示した2026年通期のEBITA見通しは2300万〜2700万ユーロで、従来予想の2000万〜2500万ユーロから引き上げられました。これは、中間値で約11%の上方修正に相当します。
この修正後の中間値は、市場コンセンサス予想である2280万ユーロを約10%上回る水準です。この発表は、同社の収益性に対する自信の高まりを投資家に示すものとなります。
第2四半期の好決算が背景
今回の見通し引き上げは、力強い第2四半期決算が原動力となりました。同四半期の主な業績は以下の通りです。
Ad- 売上高: 4950万ユーロ(前年同期比13.5%増)
- EBITA: 760万ユーロ(前年同期比102%増)
- EBITAマージン: 16.5%(前年同期の9.3%から大幅に改善)
オペレーター(賭け事業者)のマージンは2.5パーセントポイント改善し、過去最高の14.0%に達しました。これにより、プラットフォーム全体の収益性が向上しました。
ワールドカップが収益を牽引
ワールドカップはカンビのネットワークにとって大きな追い風となり、大会期間中のスポーツブック取扱高は10億ユーロを超えました。特に南北アメリカ地域からの取扱高は全体の57%を占め、2022年大会の38%から大きく伸長しています。
大会期間中のオペレーターマージンは18%に達し、第2四半期全体の14%を上回りました。同社はまた、カナダのアルバータ州など新たな市場への参入や新規契約の獲得も果たしており、事業拡大が続いています。