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日銀利上げも円安加速、ハト派姿勢を市場が嫌気

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日本銀行が政策金利を1.25%へ引き上げたにもかかわらず、円は対ドルで下落した。利上げが完全に織り込み済みであったことに加え、日銀が示した緩和的な金融環境を維持する姿勢が円売りを誘った。
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金曜日の外国為替市場で円が対ドルで急落した。日本銀行が政策金利の引き上げを決定したにもかかわらず、市場ではこの動きがほぼ織り込み済みであったことや、日銀のハト派的な姿勢が意識され、円売りが優勢となった。
日銀、31年ぶりの高水準へ利上げ
日本銀行は金融政策決定会合で、政策金利を0.25%引き上げ、1.25%とすることを決定した。Investing.comによると、これは1995年以来の高水準となる。この決定を受け、ドル円相場は一時0.7%上昇し157.13円まで円安が進行した。
しかし、今回の利上げは市場参加者の間で広く予想されていた。金利先物市場では、決定前に利上げの可能性が約99%織り込まれており、金融引き締めの発表自体がサプライズとはならなかった。
Ad市場の反応と背景
市場の反応は、利上げという事実よりも、その内容と日銀の今後の姿勢に向けられた。日銀は声明で、今後も追加利上げを検討する可能性を示唆しつつも、「当面、緩和的な金融環境が継続する」との見方を示した。このコメントが市場ではハト派的と受け止められ、積極的な金融引き締めへの期待が後退したことが円売りにつながった。
また、今回の決定は全会一致ではなかった。政策委員のうち2名が据え置きを主張し、反対票を投じたことが明らかになっている。Investing.comは、この意見の相違が、インフレリスクを抑制したい日銀と、拡張的な財政スタンスをとる政府との間の溝を反映している可能性を指摘している。