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円が7カ月ぶり高値、ドル安背景にアジア通貨は全面高

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Sep 8, 20261 min read
円が7カ月ぶり高値、ドル安背景にアジア通貨は全面高
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火曜日のアジア外国為替市場では、米国のインフレ統計の発表を前にドルが軟調に推移する中、円が対ドルで7カ月ぶりの高値を付けた。他のアジア通貨も全般的に上昇し、ドル安の展開が鮮明となった。

円高加速、日銀の政策修正観測が背景

ドル円相場は0.7%下落し1ドル=153.34円で取引され、一時は2月以来の円高水準となる152.89円を付けた。先週初めの160円近辺から、円は約4.5%上昇している。

この円高の背景には複数の要因がある。市場では、日本銀行が金融引き締めを加速させるとの観測が強まっている。日本の4-6月期の実質国内総生産(GDP)改定値が前期比年率1.4%増と、速報値の1.1%増から上方修正されたことも、日銀の政策修正の根拠を強める材料と受け止められている。市場は9月18日の金融政策決定会合での0.25%の利上げの可能性を約75%織り込んでいる。

加えて、日本の海外投資資金の還流(レパトリエーション)への期待や、円を売って高金利通貨を買う「キャリー取引」の解消が進んでいることも円の上昇を後押ししている。

ドルは軟調、米CPIに市場の注目集まる

主要6通貨に対するドルの価値を示すドルインデックスは0.11%低下し98.81となった。先週発表された米国の非農業部門雇用者数が市場予想を上回ったことを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が9月に利上げする確率は約60%とみられている。

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市場の焦点は、今週後半に発表される米消費者物価指数(CPI)に移っている。この指標は、9月15-16日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、金融政策の方向性を占う最後の重要データとなる。

ウォン、人民元なども堅調

他のアジア通貨もドルに対して強含んだ。韓国ウォンは対ドルで0.3%上昇し1ドル=1,340.80ウォンとなり、数年ぶりの高値圏に近づいた。韓国株式市場への海外からの資金流入や、半導体株の反発がウォンを支えている。

中国人民元も約3年半ぶりの高値圏で底堅く推移した。オフショア人民元は1ドル=6.71元近辺で取引された。8月の貿易統計で輸出が前年同月比25%増、輸入が28.2%増と力強い伸びを示したことが好感された。

一方で、オーストラリアドルやニュージーランドドルは、国内の経済指標の悪化を受けて対米ドルで小幅に下落した。

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