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インテュイティブ・サージカル株、好決算後の急落でファンダメンタルズとテクニカルが乖離

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Jul 22, 20261 min read
インテュイティブ・サージカル株、好決算後の急落でファンダメンタルズとテクニカルが乖離
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手術支援ロボット「ダヴィンチ」で知られるインテュイティブ・サージカル(ISRG)の株価が、決算発表後に急落し、堅調な事業ファンダメンタルズと著しく悪化したテクニカル指標との間に大きな乖離が生じています。同社の株価は直近1年間で31.5%下落し、52週安値を下回る水準で取引されています。

好決算にもかかわらず株価は急落

同社が2026年7月17日に発表した第2四半期決算は、1株当たり利益(EPS)が予想2.51ドルに対し2.80ドル、売上高も予想を7000万ドル上回るなど、市場予想を上回る好調な内容でした。しかし、決算発表後、株価は1セッションで約11%も下落しました。

売りを誘った主な要因は、2026年通期の「ダヴィンチ」手術件数の成長率ガイダンスが13.5%~15.5%にとどまったことです。これは、医療費負担適正化法(ACA)の補助金失効により、胆嚢摘出術やヘルニア手術などの待機的良性手術が圧迫されたことが背景にあります。経営陣はこの影響を「軽微かつ一時的」と説明しており、ガイダンスには手術件数の回復を見込んでいない保守的な姿勢を示しています。

盤石なファンダメンタルズと強気なアナリスト

株価の急落とは対照的に、同社の事業基盤は極めて堅固です。主要な財務指標は、同社の競争優位性を示しています。

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  • 売上総利益率: 66.8%
  • 純利益率: 28.4%
  • 投下資本利益率 (ROIC): 16.8%
  • 負債自己資本比率: 0.0倍(実質無借金経営)

世界で11,710台(前年同期比12%増)設置されているダヴィンチシステムは、器具や付属品を通じて継続的な収益を生み出す強力な「カミソリと替刃」モデルを構築しています。ウォール街のアナリストもこの事業モデルを高く評価しており、多くが「買い」や「アウトパフォーム」のレーティングを維持。アナリストの平均目標株価は、現在の株価から42.8%の上昇余地を示唆しています。

テクニカル面は強い売り圧力

ファンダメンタルズの強さとは裏腹に、テクニカル分析では短期から長期まで全ての時間軸で「強い売り」シグナルが点灯しています。相対力指数(RSI)は週足で27.2と売られ過ぎの水準にありながら、ADXは39.1と強い下降トレンドが継続していることを示唆しています。

現在の株価は52週安値を下回っており、同水準が今後の上値抵抗線として意識されます。目先の下値支持線としては、日足で337.45ドル、週足では321.78ドルが注目されます。市場参加者は、一時的な逆風による割安な買い機会と見るか、あるいはテクニカル的な下落トレンドの継続を警戒するか、判断を迫られています。

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