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インテュイット株が急落、モルガン・スタンレーが格下げ 主力事業に懸念

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財務ソフトウェア大手のインテュイット(INTU)の株価が21日の時間外取引で3.1%下落した。モルガン・スタンレーが同社の投資判断を「オーバーウエート」から「イコールウエート」に引き下げ、主力製品である税務申告ソフト「ターボタックス」事業を巡る不透明感を指摘したことが嫌気された。
モルガン・スタンレーの格下げが引き金に
モルガン・スタンレーは、インテュイットの目標株価も従来の580ドルから335ドルへと大幅に引き下げた。同行はレポートで、ターボタックス事業を取り巻く不確実性は、2027年5月に発表される2027年度第3四半期決算まで解消されない可能性が高いと分析。現在の競争環境を考慮すると、会社側が市場予想通りの成長見通しを示したとしても、楽観的すぎると受け取られる可能性があると指摘している。
強まるアナリストの慎重姿勢
モルガン・スタンレーの動きは、最近相次ぐアナリストの慎重な見方に続くものだ。他の証券会社からも、インテュイットに対する懸念の声が上がっている。
Ad- サスケハナ: 投資判断は「ポジティブ」を維持しつつも、目標株価を550ドルから427ドルに引き下げた。
- パイパー・サンドラー: 月初に「アンダーウエート」でカバレッジを開始し、ウォール街で最も弱気な250ドルの目標株価を設定した。
- スタイフェル、ゴールドマン・サックス: ターボタックスの価格圧力や短期的な成長目標が下方修正される可能性を理由に、すでに投資判断をそれぞれ「ホールド」、「セル」に引き下げていた。
法的リスクと市場の反応
さらに、同社は複数の証券詐欺集団訴訟にも直面している。訴訟では、経営陣が2026年度第3四半期の決算発表前にターボタックスの競争上の優位性を過大に説明していたと主張されている。この決算発表後、同社の株価は約20%急落した。
この日の米国株式市場はS&P 500が0.6%上昇するなど堅調に推移しているが、インテュイット株は全体相場に逆行して売られており、同社固有の問題が浮き彫りとなっている。株価は52週高値の813.70ドルから65%以上下落している。投資家は、AIを活用した税務ツールの台頭など、ターボタックスの長期的な競争力に関する未解決の問題と、株価の割安感を天秤にかける状況が続いている。