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イノヴェイジ株が14%急騰、通期決算と好調な業績見通しを好感

高齢者向けヘルスケアサービスを提供するイノヴェイジ(InnovAge)の株価は、前日引け後に発表された2026年度通期決算が市場予想を大幅に上回ったことを受け、時間外取引で14.6%急騰した。財務状況の劇的な好転と、続く2027年度の強気な業績見通しが投資家心理を押し上げた。
予想を上回る通期決算
同社が発表した2026年度通期決算は、財務の健全化が著しく進んだことを示した。主な指標は以下の通り。
- 調整後EBITDA: 前年度比約175%増の9,460万ドル
- 売上高: 前年度比15.9%増の9億8,970万ドル
- 純損失: 70万ドル(前年度は3,530万ドルの損失)
売上高の増加は、参加者登録数の増加とカピテーションレート(人頭払い方式の料率)の上昇が寄与した。純損失については、一時的な訴訟関連引当金が主な要因であり、これを除けば黒字化が視野に入る水準まで大幅に改善したと経営陣は説明している。第4四半期の1株当たり利益(EPS)は0.06ドルとアナリスト予想をわずかに下回ったものの、同四半期の売上高はコンセンサス予想の2億3,822万ドルを上回った。
Ad力強い業績見通しと市場の反応
イノヴェイジは2027年度の業績見通しとして、売上高を10億5,000万ドルから10億8,500万ドル、調整後EBITDAを1億500万ドルから1億1,500万ドルと設定した。これは、同社が長期目標として掲げる10%超の利益率に向けた継続的な拡大を示唆している。
パトリック・ブレア最高経営責任者(CEO)は、2026年度を「イノヴェイジにとって並外れた一年であり、会社の変革における重要なマイルストーン」と評価。今後はテクノロジーやAIの統合、潜在的な企業買収を通じて事業規模を拡大する新たな戦略段階に入ると述べた。
この日の米国株式市場は主要3指数が軟調に推移しており、イノヴェイジの株価上昇は市場全体の地合いではなく、同社固有の好材料が要因であることを浮き彫りにした。この急騰により、同社株価は52週高値である12.64ドルに迫っている。