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Hut 8株が20%急騰、NVIDIAとの大型データセンター契約報道を好感

Summary
AIインフラ企業Hut 8の株価が、テキサス州のデータセンターの主要テナントがNVIDIAであるとの報道を受け20%超急騰した。契約価値は基本期間で196億ドルに上るとされる。
AIインフラを手掛けるHut 8 Corp.の株価が、30日の米国市場で一時20%を超える急騰を見せた。フィナンシャル・タイムズ紙が、同社がテキサス州で運営する大規模データセンターの主要テナントが半導体大手NVIDIAであると報じたことが、買い材料として強く意識された。
NVIDIAとの契約詳細
報道によると、NVIDIAはHut 8がテキサス州に持つ1ギガワット規模のデータセンターキャンパス「Beacon Point」のアンカーテナントであるという。このリース契約は、基本契約期間15年で契約価値が196億ドルに上り、全ての更新オプションが行使された場合は最大で502億ドルに達する可能性があるとされている。
Hut 8は先週、この契約について相手方を「既存の投資適格級の顧客」とのみ公表していた。今回、その相手がNVIDIAであると具体的に報じられたことで、投資家はこの提携の戦略的重要性を再評価し、買いが殺到した形だ。
アナリストの強気な見方
この報道は、ウォール街からの肯定的な評価とも重なった。モルガン・スタンレーは最近、Hut 8の投資判断を「オーバーウェイト」で開始し、目標株価を263ドルに設定した。
Ad同行のアナリストは、Hut 8が管理する2,680メガワットの電力容量を不動産価値の観点から評価しており、このアプローチが強気な見通しを支えている。BenchmarkやCraig-Hallumといった他の証券会社もここ数週間で「買い」のレーティングを付与しており、市場の期待感が高まっていた。
市場への影響と今後の展望
当日はナスダック総合指数が2%以上、S&P 500も1%以上上昇するなど、米国株式市場全体がリスクオンムードに包まれており、AIインフラ関連銘柄には追い風となった。今回の報道により、Hut 8は単なるビットコイン採掘企業から、AI時代における重要なインフラ提供者(ランドロード)の一社へと変貌を遂げつつあるとの認識が市場で急速に広がっている。
同業のMARA HoldingsやRiot PlatformsなどもAIデータセンター需要への期待から上昇しているが、Hut 8の上昇率は企業固有の好材料を背景に群を抜いている。同社は8月4日に2026年第2四半期の決算発表を予定しており、今後の動向が注目される。