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ホステルワールド、2026年上半期は12%増収 中東情勢が取引量に影響

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オンライン旅行代理店(OTA)のホステルワールド・グループが木曜日に発表した2026年上半期決算によると、純収益は前年同期比12%増の5220万ユーロに達した。手数料率の上昇が収益増に貢献したものの、地政学的リスクが旅行需要の一部を抑制した。
増収も利益率は横ばい
2026年上半期の主要な業績は以下の通り。
- 純収益: 5220万ユーロ(前年同期比12%増)
- 調整後EBITDA(利払い・税引き・減価償却前利益): 820万ユーロ(同11%増)
- 調整後EBITDAマージン: 16%(前年同期から横ばい)
同社によると、マーケットプレイスの収益化ツール「Elevate」が実効手数料率を17.7%に引き上げたことが増収の主な要因となった。また、売上高に占めるダイレクトマーケティング費用の割合が低下したことも、純利益率の成長に寄与した。
中東情勢が重荷に
Ad好調な収益成長の一方で、取引量の伸びは中東での紛争継続により抑制された。同社は、特にアジアおよびオセアニア地域で最も大きな影響を受けたと指摘している。
この地政学的要因は、旅行業界全体における回復のペースに対する不透明感を示唆しており、投資家にとって注視すべき点となる。
通期見通しは据え置き
ホステルワールドは、2026年通期の業績見通しを従来のものから据え置いた。同社は、下半期には中東紛争による混乱が緩和されると予想している。
また、年後半にかけて同社が推進する成長戦略からの貢献がより大きくなることを見込んでいる。市場は今後、同社の成長イニシアチブが地政学的リスクによる逆風をどの程度上回れるかに注目することになる。