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HPE株が急騰、記録的決算とAI需要への期待で買い優勢

ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)の株価は、当初は慎重に受け止められていた2026年度第3四半期の画期的な決算内容が再評価され、投資家の買いが殺到したことから11.2%急騰しました。
記録的な決算と力強い見通し
同社の第3四半期決算は、投資家の注目を改めて集めています。主な内容は以下の通りです。
- 売上高: 122億ドル(前年同期比34%増)で過去最高を記録。
- 非GAAPベースの1株当たり利益(EPS): 1.11ドルと、初めて1.00ドルの大台を突破。
- フリーキャッシュフロー(FCF): 約10億ドルに達し、こちらも過去最高。
同時に、HPEは2026年度通期のFCF見通しを少なくとも37.5億ドルに引き上げました。さらに、2027年度の業績目標として、売上高成長率13%~17%、EPS 4.40ドル~4.60ドル、FCF 50億ドル超という新たなフレームワークを提示しました。
AIインフラ需要が受注を押し上げ
Ad今回の決算の背景にある受注の勢いも、市場の強気な見方を後押ししています。購入コミットメント(受注残高)は、前四半期のわずか60億ドルから300億ドルへと急増しました。
特に、ネットワーク関連のコミットメントは前四半期比で倍増しており、HPEのサーバー、ネットワーク、ストレージの各部門でAIインフラに対する需要が加速していることを示唆しています。
アナリストの評価と今後の注目点
こうした好材料を受け、アナリストからは強気な見方が相次いでいます。バンク・オブ・アメリカは目標株価を88ドルに、トゥルーイストは70ドルにそれぞれ引き上げました。また、エバーコアISIは「アウトパフォーム」の評価を維持し、シティはHPEをAIインフラ関連銘柄として大きな上昇余地があると指摘しています。
市場では、2026年9月30日にカリフォルニア州サニーベールで開催予定の「ネットワーキング・インベスター・デー」が、株価の次のカタリスト(材料)になると見られています。S&P 500やナスダックなど主要株価指数が上昇する良好な市場環境も追い風となり、HPEのAIおよびネットワーク主導の成長ストーリーへの期待が株価を押し上げています。